ウラジーミル・グラナト
ウラジーミル・ヴァシーリエヴィチ・グラナート(ロシア語: Владимир Васильевич Гранат, ラテン文字表記:Vladimir Vasilyevich Granat, 1987年5月22日 - )は、ソビエト連邦(現ロシア・ブリヤート共和国)ウラン・ウデ出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはDF。スピードがあり、献身的なプレーをする[1][2]。 来歴クラブ1987年、当時のブリヤート自治ソビエト社会主義共和国の首都ウラン・ウデにて生まれる。1994年にフットボールスクールのFCロコモティフ・ウラン・ウデに入団してサッカーを始め、その後はFCズヴェズダ・イルクーツクのアカデミーに在籍をした。2004年7月15日、ロシア・セカンドディビジョン(実質3部)の第15節のFCシャフチョール・プロコピエフスク戦でプロデビューを果たした[3]。2005年、FCディナモ・モスクワへ移籍をし、2006年6月から11月までFCシビル・ノヴォシビルスクへレンタル移籍をした。2007年3月4日、ロシア・カップのFCトム・トムスク戦にてディナモ・モスクワでのデビューを飾った[4]。2010年7月17日、ロシア・プレミアリーグ第13節のFCロストフ戦 (3-2)では後半54分にヘディングによる勝ち越しゴールを挙げた[5][6]。ディナモ・モスクワでの初の得点であったが、これは同時にキャリア初となる得点でもあった。 2008年は怪我もあり出場は11試合に留まったが[1]、以後はレギュラーとして出場している。 2015年2月15日、FCロストフに期限付き移籍することが決定した[7]。スパルタク・モスクワ退団後の2016年8月31日には、ロストフと3年契約を結んだ[8]。 2017年6月10日、FCルビン・カザンに移籍した[9]。2019年9月に半月板を損傷し戦線を離脱すると、同年12月にレオニード・スルツキーが新監督に就任。3月に戦列に復帰するが出場機会を全く得られず、2019-20シーズン終了を以て契約満了となった[10]。 代表2007年8月22日、カザフスタンとの試合でU-21デビューをし、U-21では7試合に出場した[11]。2011年8月下旬、9月5日に行われるU-23ベラルーシ代表との親善試合に招集され、ロシアB代表デビューをした[12]。 2012年5月11日、EURO2012に向けた代表候補の26人にサプライズ選出され、そのままエントリーメンバー23人にも選出された。 2013年9月6日、2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のルクセンブルク戦でA代表デビュー。ワールドカップ本大会メンバーにも選出された[13]。 2014年9月3日のアゼルバイジャンとの親善試合で代表初得点を挙げた。 人物
個人成績
代表歴出場大会試合数
脚注
参考文献
外部リンク
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