ロマン・シャロノフ
ロマン・セルゲーエヴィチ・シャロノフ(露: Роман Сергеевич Шаронов, 1976年9月8日 - )は、ロシア、モスクワ出身の元サッカー選手。サッカー指導者。現役時代のポジションはDF。 両腕にタトゥーが刻まれており、特に左腕は大胆なものとなっている。 経歴1976年、現ロシアのモスクワにて生まれ、FCロコモティフ・モスクワのユースチームに所属をした。 クラブ1993年からロコモティフのリザーブチームに所属し、レギュラーとしてプレーをしていたが、トップチームに上がる事はなかった。1997年には上海に本拠地を置くShanghai Fubao FCに移籍をした。翌年ロシアに戻り、1999年にFCルビン・カザンへ移籍。2002シーズンにクラブはロシア・ファーストディビジョン(実質2部)で優勝を果たしロシア・プレミアリーグ昇格を決める。シャロノフはレギュラーとして出場しクラブの昇格に貢献をしたが、トップリーグ2年目はクラブから契約更新を求められる事はなかったため、FCテレク・グロズヌイに移籍をした。2007年、FCシンニク・ヤロスラヴリに移籍するも契約不履行により1年で退団。古巣のFCルビン・カザンへ2年契約で移籍をした[1]。2008シーズンのプレミアリーグ開幕戦のロコモティフ・モスクワ戦では決勝ゴールを挙げ、その年クラブはリーグ優勝を成し遂げる。翌年も優勝し2連覇を達成。シャロノフはロシアリーグ・ベストプレイヤー33の右センターバック部門で1位に選ばれた。2009年12月、ルビン・カザンとの契約を2年延長した[2]。同月、膝の靭帯を損傷し全治6ヵ月後と診断され手術を受けた[3]。ルビン・カザンではキャプテンを務めた。 代表2004年3月21日、ブルガリア代表との親善試合に招集されロシア代表デビューをした。その年に行われたUEFA EURO 2004ではロシア代表に選出されたが、1試合目のスペイン戦では22分と88分にイエローカードを受け退場した[4]。2004年9月4日に行われたスロバキアとの試合を最後にしばらく代表からの招集はなかったが、2012年5月11日、UEFA EURO 2012に向けた代表候補の26人にサプライズ選出され[5]、同月26日に行われたウルグアイ戦 (1-1)で約8年ぶりに出場を果たした。そのままエントリーメンバー23人にも選出され、怪我で離脱したヴァシリ・ベレズツキーの代役として期待される。 個人成績
試合数国際Aマッチ 8試合 1得点(2004年-2012年)
タイトルクラブ
個人
脚注・参考文献
外部リンク
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