フョードル・クドリャショフ
フョードル・ヴァシリエヴィチ・クドリャショフ(ロシア語: Фёдор Васильевич Кудряшов, ラテン文字転写: Fyodor Vasil'evich Kudryashov, 1987年4月5日 - )は、ロシア・イルクーツク州ママカン出身の元サッカー選手。元ロシア代表。現役時代のポジションはDF。 経歴クラブ1987年、ロシア・イルクーツク州の小さな村ママカンにて生まれた[1]。9歳の頃にイルクーツク州の主要都市であるブラーツクに移住し、父親から地元のFCシビリャーク・ブラーツクというサッカークラブに入るよう薦められ入団した[1]。クラブでのポジションは左サイドバックであった[1]。 2003年、ロシア・セカンドディビジョン(実質3部)にてキャリアを始め、2004年7月28日、チカロヴェツ-1936との試合でキャリア初となる得点を決めた[2]。クラスノダールで開かれた大会ではシベリア代表に選出され、トーナメント制の大会で優勝を果たした[1]。試合後に大会を視察していた当時FCスパルタク・モスクワのスカウトであるセルゲイ・ショロフから話を持ちかけられ、約1ヵ月後にモスクワで契約。2005年3月、移籍金3万ドル[3]でスパルタク・モスクワへ移籍した[1]。 スパルタクでは1年間トレーニングに励み、2006年11月26日、ロシア・プレミアリーグの最終節のクリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ戦でデビューをした[4]。 2007年は第2節のFCアムカル・ペルミ戦から出場し、そこから4試合にフル出場するなどアグレッシブな活動をしたが[5]、6月22日の第7節のサトゥルン・ラメンスコーエ戦では、66分にサイドを駆け上がる途中でガーナ人DFのイリアス・シラの頭に顔が接触してピッチに倒れ負傷した[6]。その後、病院に運ばれ鼻の骨折と脳震盪という診断が下された[6]。怪我をさせた側のシラは病院を訪問。悪意がなかった趣旨を伝え謝罪をし、クドリャショフはその謝罪を受け入れた[6]。この怪我によりそのシーズンは棒に振ることになった。 2008年に怪我から回復したものの、その年に入団してきたマリク・ファティにポジションを奪われ出場は1試合にとどまる。出場機会を求めてシーズン途中にFCヒムキにレンタル移籍をし[7]、ヒムキではレギュラーとして出場をした。 2009シーズン序盤では足の怪我などもあり、トップチームでの試合に出場する機会は無くユースチームでプレーをしたが[8][9]、シーズン終盤には7試合中6試合にフル出場をするなどレギュラーとしてプレーをした[10]。 2010シーズンの序盤はレギュラーとして出場。2010年8月26日、FCトム・トムスクにレンタル移籍をした[11]。 2011年8月29日、FCクラスノダールに買い取りオプションつきのレンタル移籍をした[12]。 2016年1月15日、FCロストフに3年契約で移籍した[13]。 代表歴出場大会試合数
脚注
参考文献
外部リンク
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