グレートレディーエム
グレートレディーエム (Great Lady M.、1975年3月23日 - 1997年) は、アメリカの競走馬。 現役中は主に短距離路線で活躍し、繁殖牝馬としてもBCディスタフ勝ち馬のレディーズシークレットを輩出したほか、現代まで残る牝系の一端となった。 経歴1977年9月23日、ベルモントパーク競馬場で行われたメイドン競走でデビュー。12月8日、アケダクト競馬場で行われたメイドン競走で初勝利を挙げた。 1978年1月2日、アケダクト競馬場で開催されたローズタウンステークスでステークス競走初出走。結果は11着の大敗に終わった。その後は主にクレーミング競走と条件戦で出走を重ねた。11月18日、ロスアラミトス競馬場で開催されたミッションビエホステークスでステークス競走初勝利を挙げた。 1979年は19レースに出走し、1月のラブレアステークス含め4勝を挙げた。 1980年は15レースに出走し、ステークス競走で4勝を挙げた。11月19日にロスアラミトス競馬場で開催されたオレンジコーストハンデキャップを最後に競走馬を引退した。 引退後1982年、セクレタリアトとの配合で初子のレディーズシークレットを出産。後にレディーズシークレットはGIレースだけでも11勝を挙げる歴史的名牝となり、母であるグレートレディーエムの評価も高まった。1984年秋に出品されたキーンランド・ブリーディングストックセールでは、270万ドルの高値で取引された[4]。産駒の何頭かは日本にも輸入されている。 2013年、グレートレディーエムの功績を称え、1980年に同馬が勝利したエイグリームステークスがグレートレディーエムステークスに改称された[5]。 戦績
主なファミリーライン
牝系図の主要な部分(太字はG1級競走優勝馬)は以下の通り。*は日本に輸入された馬。
牝系図の出典:Galopp-Sieger 血統表
脚注
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