ケンゴロー
『ケンゴロー』(けんごろー)は、毎日放送(MBSテレビ)で2016年4月5日から2017年3月28日まで放送されていたバラエティ番組。 番組名の「ケンゴロー」は、司会を務める浜田雅功(ダウンタウン)の実父の名前に由来。番組開始当初のタイトルは「ケンゴローサーカス団」であったが、2016年8月2日(MBS放送分)から『ケンゴロー』に統一された。 概要前番組の『ごぶごぶ』から浜田雅功(ダウンタウン)を続投させるかたわら、番組開始時点で毎日放送への入社2年目だった藤林温子アナウンサーを進行役に抜擢した。ちなみに、番組タイトルの由来になった浜田の実父、憲五郎は出演していない。 制作費が少ないことから、収録した内容をほぼノーカットで放送している。番組開始から2016年6月28日までは、「ケンゴローサーカス団」という架空の団体を設定したうえで、浜田に「団長」、その他のレギュラー陣に「団員」という肩書を使用。「『団員』などが巷の噂や情報を持ち込む」という構成の下に、スタジオで収録されていた。 2016年7月5日からは、収録日を隔週月曜日に設定したまま、オールロケスタイルによる収録へ移行。藤林と同期入社のアナウンサー・玉巻映美も進行役へ加わるようになった。同年8月2日(いずれもMBS放送分)から、番組タイトルを『ケンゴロー』に変更。これを機に、「浜ちゃんと遠足に行こう!!」(浜田が目的地を伏せながら気の向くままに後輩芸人と遠出するオールロケ企画)を、おおむね2回に分けて放送している[1]。 2016年12月12日には、3,748名の視聴者から抽選で300名をなんばグランド花月に招待したうえで、番組初の公開収録イベント「ケンゴロークリスマスパーティー」を開催(同月20日と2017年1月10日に放送)。浜田の後輩芸人を芸風などに応じて「ボケチーム」と「ツッコミチーム」に分けたうえで、2016年11月から放送してきた遠足ロケで人気芸人・落語家などから集めていたクリスマスプレゼントを、両チームのゲーム対決を通じて招待客に進呈した[2]。 MBSでは、2017年3月28日で放送を終了。翌週(4月4日)特別番組を放送した後に、11日から『ごぶごぶ』のレギュラー放送を再開している。 出演者『ケンゴロー』への改題後
2016年9月26日・10月4日放送分では、同年10月からのレギュラー出演権を賭けた「浜ちゃんが喜ぶプレゼント遠足」を実施。尼神インターに加えて、大悟(千鳥)・ミサイルマン・どりあんずが、浜田の好む物事を独自に調べたうえで、浜田に提供した。その結果、尼神インターを準レギュラーに採用。他の参加者は、今後のロケによってレギュラーへの登用を判断することになっていた。しかし、尼神インターが2017年度から本格的に東京へ進出することが決まったため、2017年2月14日には「尼神インター東京進出!浜ちゃんに引っ越し祝いを買ってもらおう」というロケの模様を放送した。 過去(『ケンゴローサーカス団』時代)
◎:オールロケへの移行・『ケンゴロー』への改題後も遠足ロケに参加
他番組との交流毎日放送当番組を収録する月曜日には、「ケンゴローサーカス団」時代から、浜田を中心とする出演者が「キッチンぷいぷい」(生放送による平日午後の情報番組『ちちんぷいぷい』内の料理コーナー)にサプライズで登場することがあった。 2016年11月21日(月曜日)には、前述した「クリスマスパーティー」向けのプレゼントを物色する目的で、午前中にシルクの自宅でロケを実施した。シルクが『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』(月・火曜日のアシスタントを務めるMBSラジオ平日午後の生ワイド番組)へ出演するために毎日放送の本社へ向かったことから、ロケに参加していた浜田、玉巻、ダイアン、ミサイルマン、どりあんずも、浜田の意向でシルクへ同行。結局、同番組のオープニングへ強引に出演したうえで、「クリスマスパーティー」の開催を告知した。さらに、「キッチンぷいぷい」にもサプライズで出演。出演の合間には、『ちちんぷいぷい』の月曜レギュラーである大平サブロー・たむらけんじ・ハイヒールリンゴに「ケンゴローお宝査定ランキング」[6] という偽の企画を仕掛けたうえで、各自が持参した貴重な私物の一部を「クリスマスパーティー」用のプレゼントとして確保した。当番組では、同年11月29日・12月6日および、2017年の初回放送(1月10日)に以上の模様を放送している[7]。 びわ湖放送「ケンゴローサーカス団」時代には、かつてびわ湖放送(滋賀県域のテレビ単営独立局)でレギュラー番組を持っていた笑い飯の哲夫が、レギュラー番組の新規獲得に向けて同局の幹部と直々に交渉していた。2016年5月26日(水曜日)には、当番組のスタッフと共に同局を突然訪れると、制作局長の許可を経て『キラりん滋賀』(平日夕方に生放送の情報番組)に急遽ゲスト出演[8]。当番組でも、『キラりん滋賀』のPRを兼ねて、上記の経緯と哲夫の出演映像を6月14日放送分で紹介した[9]。 さらに哲夫は、2016年6月9日(水曜日)にも、当番組のスタッフを連れてびわ湖放送を再び訪問。制作局長からの許可の下で『キラりん滋賀』へ再び登場すると、前述した14日の放送に向けて収録した当番組の映像の一部と、浜田(放送上は「DTのHさん」)からのメッセージ映像を特別に公開した[10]。当番組でも、同月21日放送分で、この模様を取り上げている[11]。 スタッフ
ネット局と放送時間
過去のネット局
脚注・出典
外部リンク
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