セランソニー・ドミンゲス

この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はドミンゲス、第二姓（母方の姓）はタベラスです。

セランソニー・アンビオリス・ドミンゲス・タベラス（Seranthony Ambioris Domínguez Taveras, 1994年 11月25日 - ）は、ドミニカ共和国バルベルデ州エスペランサ（英語版）出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのボルチモア・オリオールズ所属。

経歴

2012年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・フィリーズでプロデビュー。15試合（先発11試合）に登板して4勝4敗、防御率3.48、40奪三振を記録した。

2013年もルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・フィリーズでプレーし、14試合に先発登板して4勝6敗、防御率2.96、58奪三振を記録した。

2014年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプレーし、14試合に登板して2勝2敗、防御率3.12、24奪三振を記録した。

2015年もルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプレーし、2試合（先発1試合）に登板して1勝1敗、防御率2.35、9奪三振を記録した。

2016年はA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズ（英語版）とA級レイクウッド・ブルークロウズでプレーし、2球団合計で13試合に先発登板して6勝3敗、防御率2.34、65奪三振を記録した。

2017年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズとA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、2球団合計で17試合（先発15試合）に登板して4勝4敗、防御率3.72、82奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[2]。

2018年は開幕をAA級レディング・ファイティン・フィルズで迎えた。AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスを経て5月7日にメジャー初昇格を果たすと、同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー^[3]。この年メジャーでは53試合に登板して2勝5敗16セーブ、防御率2.95、74奪三振を記録した。

2019年は27試合に登板して3勝0敗、防御率4.01、29奪三振を記録した。

2020年7月31日にトミー・ジョン手術を受けたことが報じられた^[4]。

フォーシームは最速で100.9mph^[6]（約162.4km/h）を計測し、変化球ではチェンジアップを投げる^[7]。

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2018	PHI	53	2	5	16	14	.286	231	58.0	32	4	22	2	4	74	10	0	19	19	2.95	0.93
2019		27	3	0	0	9	1.000	110	24.2	24	3	12	0	1	29	1	0	13	11	4.01	1.46
2021		1	0	0	0	0	----	3	1.0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0.00	0.00
2022		54	6	5	9	15	.545	207	51.0	36	4	22	1	1	61	3	0	18	17	3.00	1.14
2023		57	5	5	2	14	.500	224	50.0	48	7	22	0	6	48	1	1	25	21	3.78	1.40
2024		38	3	2	1	4	.600	157	36.0	32	6	12	0	2	40	5	1	22	19	4.75	1.22
2024	BAL	25	0	2	10	2	.000	98	22.2	20	6	9	0	0	28	3	0	10	10	3.97	1.28
'24計	BAL	63	3	4	11	6	.429	255	58.2	52	12	21	0	2	68	8	1	32	29	4.45	1.24
MLB：6年		255	19	19	38	58	.500	1030	243.1	192	30	99	3	14	281	23	2	107	97	3.59	1.20

^ “Seranthony Dominguez Contract Details, Salaries, & Earnings” (English). Spotrac. 2022年10月24日閲覧。
^ Matt Gelb (2017年11月20日). “Phillies drop Mark Appel from 40-man roster, add prospects” (英語). Philly.com. 2018年7月12日閲覧。
^ Jose F. Moreno (2018年5月8日). “Seranthony Dominguez applies lessons from winter ball in rapid ascent to Phillies” (英語). Philly.com. 2018年7月12日閲覧。
^ Todd Zolecki (2020年7月31日). “Phils' Dominguez undergoes TJ surgery” (英語). MLB.com. 2021年2月21日閲覧。
^ “Orioles part with Hays to land reliever Domínguez from Phillies” (英語). MLB.com. 2024年7月26日閲覧。
^ 2018年　ナショナルズ戦で計測
^ John Sickels (2018年5月8日). “MLB Rookie Profile: Seranthony Dominguez, RHP, Philadelphia Phillies” (英語). SB Nation. 2018年7月12日閲覧。