ダンカーク
ダンカーク(英:Dunkirk)[1]は、アメリカ合衆国生産の競走馬、種牡馬。 現役時代2000年のケンタッキーオークス、マザーグースステークスを勝ったシークレットステータス(Secret Status)を母に持つ良血馬で、1歳時に上場された2007年のキーンランドセプテンバーセールでは、370万ドル(約3億8千万円)で落札された[4]。 3歳1月にデビューし、初戦から2連勝で挑んだ2009年のフロリダダービーではクオリティロードの2着となる。続くケンタッキーダービーでは2番人気に推されたが、不良馬場の影響でマインザットバードの11着と惨敗した。しかし、ベルモントステークスでは果敢に逃げてサマーバードの2着に入った。通算成績は5戦2勝[4][5]。 競走成績以下の内容は、EQUIBASEの情報[3]に基づく。
種牡馬時代2010年からアッシュフォードスタッドで種牡馬入り[5]。2013年に初年度産駒がデビューすると、その中からシャンペンステークス(GI)を制し、ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルでも2着に入ったハヴァナ(Havana)などの活躍馬が出て、同年の2歳新種牡馬チャンピオンに輝いている[4][5]。 2014年10月に日本のイーストスタッドへ導入され、地元・浦河の生産者を中心に、リース形式の大型シンジケートが組まれた[4]。2015年から供用が開始され、初年度の種付け料は受胎条件150万円に設定され、150頭の繁殖牝馬を集めた[6]。 2018年に日本供用後の初年度産駒がデビュー[注 1]。同年7月29日札幌2Rの2歳未勝利(芝1200m)をキタイが制し、内国産世代の中央初勝利となった[8]。同年、地方競馬のファーストシーズンチャンピオンサイアーとなっている[9]。 2024年に種牡馬を引退し、同年7月から北海道沙流郡日高町のYogiboヴェルサイユリゾートファームへ移動し、功労馬として余生を過ごす事となった[10]。 主な産駒・海外
主な産駒・日本輸入後グレード制重賞優勝馬地方重賞優勝馬
血統表
脚注注釈出典
外部リンク
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