『ホームワーク』は、1992年10月16日から12月25日までTBS系列の「金9ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。
概要
『愛という名のもとに』で一躍脚光を浴びた唐沢寿明を主人公に、4人の男女の恋愛模様を描いた。唐沢が連続ドラマにおいては初めて主役を務めた作品である[1]。このドラマから清水美砂、福山雅治が人気をあげ、活躍の場を広げたほか、稲垣潤一の主題歌も大ヒットした。また、連続ドラマ放送の翌1993年秋には続編のスペシャル版も放送された。
後年、唐沢と福山は福山主演のドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系、月9)の第1話で再び共演している。
あらすじ
文具会社に勤める森田圭介(唐沢寿明)は同棲している水野うらん(浦江アキコ)との生活に行き詰まりを感じ、また自らの仕事にも疑問を感じて、自分の夢である映画の製作会社への転職を決意する。そんな折、通勤途中の駅で見かけた一人の女性・竹永幸子(清水美砂)に想いを寄せるようになる。幸子も同棲している滝本周二(福山雅治)の仕事がうまくいかず、荒れた生活を送る周二との間で、自分の心を傷つけていた。そんな二人は自然に惹かれあい結婚するが、圭介を諦めきれないうらんと、やはり幸子を忘れられない周二との4人の男女の心の葛藤が展開される。
キャスト
- 森田圭介
- 演 - 唐沢寿明
- 文具会社「コナン」の経理部勤務。うらんとは2年前から同居、そろそろ結婚のことを考えていた時に幸子と出会う。第9話で幸子と夫婦になる。幸子と出会い映画会社に転職。SP編ではプロデューサーとなっている。
- 竹永幸子→森田幸子[2]
- 演 - 清水美砂
- 弁護士事務所の秘書。周二とは3年前から同居、周二のことは好きだけど結婚は…と思い始めた時に圭介と出会う。第9話で圭介と夫婦になる。圭介との結婚後は専業主婦となる。SP編で結婚式をあげる。
- 滝本周二
- 演 - 福山雅治
- スタジオ・ミュージシャン(ギタリスト)。いつかビッグになることを夢見てそう言いながら、ほとんど仕事は無く幸子に養ってもらっていた。ふとしたことからうらんと出会う。後に古川の会社で働き始め、うらんと同棲する。SP編では独立するために仙台へ行くこととなる。
- 水野うらん
- 演 - 浦江アキコ
- OLをしながら個人で貿易会社を経営。仕事に夢中になる中で、同居していた圭介と結婚する考えは持っていた。料理教室で幸子と友人になる。後にOLを退職するものの、経営する貿易会社で裏切りに遭い仕事をやめ、専業主婦のような生活を送るようになる。SP編では周二とともに仙台へ行く。
- 古川茂雄
- 演 - 筧利夫
- ビデオ・CDレンタル店を経営する会社「ジャスティス」の社長。サラリーマンを軽蔑しているところはあったが、仕事のうまさのある圭介に取り入る。
- 村口順子
- 演 - 墨田ユキ
- 元トップモデルで、茂雄の愛人。その後もたまにモデルの仕事をしている。純粋に茂雄を愛してはいるが、愛人であることに疑問は無く、特に結婚も望んでいない。SP編では「ジャスティス」の副社長になっている。
- 森田恵美
- 演 - ちはる
- 圭介の妹。古川の会社で勤務していたが退職。その後は古川が経営するTSUTAYAでアルバイトをする。アルバイトを始め、古川と付き合い始めるも古川には順子もおり、悲しい恋となる。クリスマスの日に奥野が家に来たことで奥野の気持ちに気づき、SP編で交際。
- 奥野正
- 演 - 榊原利彦
- 古川の部下。恵美のことが好き。SP編では恵美と交際し、幸介の会社で勤務。
- 森田八千代
- 演 - 内田あかり
- 圭介の母。時々帰って来る圭介には優しいが、 同棲のことは知らない。
- 森田幸介
- 演 - 宝田明
- 圭介の父で、ふたば銀行の副頭取。圭介に嫌われていたが、幸子がきっかけで和解。
(出典:[1])
スタッフ
テーマ曲
- 主題歌
- 挿入歌
放送日程
連続ドラマ
各話 |
放送日 |
サブタイトル |
演出
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第1回
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1992年10月16日
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出会ってしまった
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遠藤環
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第2回
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10月23日
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誘ってしまった
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第3回
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10月30日
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同じ夢を見たい
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金子与志一
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第4回
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11月6日
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夢…みたいなもの
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第5回
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11月13日
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別れられない予感
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戸髙正啓
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第6回
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11月20日
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君を愛してる
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第7回
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11月27日
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もう離れられない
|
遠藤環
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第8回
|
12月4日
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悲しくなんか…
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金子与志一
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第9回
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12月11日
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結ばれたのに…
|
第10回
|
12月18日
|
倖せになりたい
|
戸髙正啓
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最終回
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12月25日
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Xマスに出た答え
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遠藤環
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スペシャル
放送日 |
演出
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1993年10月1日
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遠藤環・金子与志一
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脚注
- ^ a b 週刊TVガイド 1992年10月2日号 p.48 - 49 本作の記事
- ^ 第9回より
- ^ 本人もゲスト出演
外部リンク
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1964年10月 - 1982年5月 (第1期) |
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1982年6月 - 同年9月 (金曜ミステリー劇場) |
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1985年10月 - 2001年9月 (第2期) |
1985年 - 1989年 |
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1990年 - 1994年 |
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1995年 - 1999年 |
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2000年 - 2001年 |
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参考・30分枠ドラマ 1961年 - 1972年 |
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関連項目 | |
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カテゴリ |