マルケタ・ボンドロウソバ
マルケタ・ボンドロウソバ(Markéta Vondroušová, チェコ語: [ˈmarkɛːta ˈvondrouʃovaː]; 1999年6月28日 - )は、チェコ・ソコロフ出身の女子プロテニス選手。 2023年のウィンブルドン選手権優勝者。2019年の全仏オープン女子シングルスの準優勝者である。これまでにWTAツアーでシングルス2勝を挙げている。左利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス6位、ダブルス91位。チェコ語での読みは「マルケータ・ヴォンドロウショヴァー」が近い。2022年に結婚し、現姓はシムコバ(Markéta Šimková)(2024年に離婚)。 来歴5歳からテニスを始める。2015年全豪オープンと2015年全仏オープンジュニア女子ダブルスで優勝している。 2017年4月のビール/ビエンヌ大会で予選から勝ち上がり決勝に進出。決勝でアネット・コンタベイトを 6–4, 7–6(6) で破り17歳でWTAツアー初優勝を果たした[1]。アメリカとのフェドカップ準決勝にチェコ代表として出場した。第1試合でココ・バンダウェイに 1–6, 4–6 で敗れたが、第4試合でローレン・デービスに 6–2, 7–5 で勝利した。チームは通算成績2勝3敗で敗退した[2]。 4大大会では2017年全仏オープンで予選を勝ち上がり初出場。2017年ウィンブルドン選手権ではキャサリン・ベリスと組んだ女子ダブルスでベスト8に進出した。 2018年全米オープンでは3回戦で第13シードのキキ・ベルテンスを 7-6(4), 2-6, 7-6(1) で破り4回戦に進出したが、レシア・ツレンコに 7-6(3), 5-7, 2-6 で敗れた。 2019年全豪オープンではバルボラ・ストリコバと組んだダブルスでベスト4に進出。3月のBNPパリバ・オープンでは4回戦でシモナ・ハレプを 6–2, 3–6, 6–2 で破り、プレミアマンダトリーで初めてベスト8まで進出した。全仏オープンではノーシードから快進撃を見せる。1回戦で王雅繁、2回戦でアナスタシア・ポタポワ、3回戦でカルラ・スアレス・ナバロ、4回戦でアナスタシヤ・セバストワ、準々決勝でペトラ・マルティッチ、準決勝でジョアンナ・コンタを全てストレートで破り19歳で決勝に進出した[3]。決勝ではアシュリー・バーティに 1-6, 3-6 で完敗した。 WTAツアー決勝進出結果シングルス: 6回 (2勝4敗)
4大大会シングルス成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
脚注
外部リンク
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