マーク・ロマーノ・ビリギッティ(イタリア語: Mark Romano Birighitti、1991年4月17日 - )は、オーストラリアとイタリアのサッカー選手。元オーストラリア代表。ポジションはGK。
クラブ歴
西オーストラリア州パース出身。地元のクラブからナショナルトレーニングセンターに抜擢され、オーストラリア国立スポーツ研究所で選手初出場となった。その後、アデレード・ユナイテッドFCでプロとなった。2008年10月17日にAリーグ初出場[1]。試合後にはアウレリオ・ヴィドマー監督も「彼は素晴らしい仕事をしたし、将来も明るいだろう。」と褒めた[2]。その後ユージン・ガレコヴィッチの負傷に伴って出場を重ね[3][4]、AFCチャンピオンズリーグ2008決勝のガンバ大阪戦にも出場した[5]。しかし彼もまた2008年12月17日の練習中に足首を負傷し戦線を離脱した[6]。
2012年1月17日にニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCに2年契約で移籍[7]。ベン・ケネディ、ジャック・ダンカンを抑えてレギュラーを確保、AFCチャンピオンズリーグ2012にも出場した。2013年末に2016年夏まで契約を延長した[8]。
2014年3月24日、ブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンへの移籍交渉のために渡独したが[9][10]、移籍は実現しなかった。
2015年10月の試合中にシェーン・スメルツに顔面を蹴られて大怪我。歯を数本折った他、顔を手術する事となった[11]。なおスメルツは6年前にもニール・ヤング相手に顔面を蹴って大怪我を負わせていたため、大きく批判された[12]。それでも数週間後には復帰した[13]。
2015年1月27日にセリエBのヴァレーゼ・カルチョSSDに半年の期限付き移籍[14]。4月25日にイタリア初出場を記録した[15]。
2016年7月18日にプレミアリーグのスウォンジー・シティAFCに2年契約で移籍[16]。スウォンジーでは出番が無かったため、シーズン末にヴィレムIIのトライアルに参加した[17]。
2017年9月1日にエールディヴィジのNACブレダに2年契約で移籍[18]。
2018年9月11日にメルボルン・シティFCに3年契約で移籍[19]。しかし1年間出番がなかったため、双方合意で契約解除した[20]。
2019年8月にセントラルコースト・マリナーズFCに単年契約で加入[21]。
2022年7月21日、ダンディー・ユナイテッドFCに2年契約で移籍[22]。
代表歴
一貫してオーストラリア代表として出場した。
年代別代表ではAFC U-19選手権2010、2011 FIFA U-20ワールドカップに出場した。
A代表ではEAFF東アジアカップ2013の中華人民共和国代表戦で代表初出場を記録した[23]。
参考文献
外部リンク