ヤラー駅(ヤラーえき、タイ語:สถานีรถไฟยะลา)は、タイ王国南部ヤラー県ムアンヤラー郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。
概要
ヤラー駅は、タイ王国南部ヤラー県の県庁所在地であり、人口約16万人が暮らすムアンヤラー郡にあるタイ国有鉄道南本線の駅である。旧トンブリー駅より1038.74km地点に位置する。当駅に到着するバンコク発の列車は全てクルンテープ駅発であり、その乗車距離は1054.79kmであり、特急列車利用で15時間である。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側(西側)が、市街地である。
一等駅であり、1日に20本(10往復)の列車が発着しその内訳は、特急2往復、快速3往復、普通5往復である。
当駅の位置するヤラー県は、タイ南部の県の中で唯一海に面していない県である。
歴史
タイ国有鉄道南本線の本格的な工事は北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅、カンタン駅)の3カ所より開始された[1]。その後南本線はウタパオ駅まで全通し、マレーシアの東海岸線と接続されるべくスンガイコーロック駅に向け工事が開始された。1919年11月1日に、バロ駅まで開通した事に伴い当駅が開業した。1921年9月17日にスンガイコーロック駅まで全通し、南本線が完成した[2]。
- 1919年11月1日 【開業】クローンサイ駅 - バロ駅 (35.63km)
- 1920年3月1日 【開業】バロ駅 - タンヨンマット駅 (37.8km)
- 1921年9月17日 【開業】タンヨンマット駅 - スンガイコーロック駅 (43.49km)
駅構造
単式及び島式2面の複合型ホーム3面3線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
駅周辺
- ラックムアン(国礎柱)(2.5km)
- クーハーピムック寺院(ワット・クーハーピムック)(8km)
脚注
- ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31
- ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.232
参考文献
関連項目
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本線 | |
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フアランポーン駅 - タリンチャン分岐駅 | |
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スパンブリー支線 | |
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ナムトック支線 | |
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キーリーラットニコム支線 | |
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カンタン支線 | |
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ナコーンシータンマラート支線 | |
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パダン・ブサール支線 | |
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ソンクラー支線(廃線) | |
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