ラフ×ラフ(Rough×Laugh)は、日本の8人組女性アイドルグループである。テレビ東京元社員で、バラエティ番組を多く手がけてきた佐久間宣行が総合プロデュースを務める。「公式お兄ちゃん」[注 1]は東京ホテイソン[2]。
2022年8月から9月にわたって開催された「佐久間Pアイドルプロデュースプロジェクト」のオーディションに合格した9人(林未梨は2024年2月29日に活動終了し現在は8名)で結成された[3]。グループ名は12月8日に発表された。「ラフ×ラフ」の由来は、粗削りという意味の「ラフ」(Rough)と笑いの「ラフ」(Laugh)を合わせたものである[4]。
「大喜利もできるバラエティーアイドル」を目指しており、実際にオーディション段階から歌やダンスだけでなく大喜利などバラエティーのセンスに関する審査も設けられていた[5]。活動開始直後の2023年2月には、オールナイトニッポンの冠ラジオ番組『ラフ×ラフのオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務めるなど「異例の抜擢」を受けている[5]。
佐久間が手掛けたテレビ番組『青春高校3年C組』の放映終了をうけて、この番組のアイドル部メンバーだった齋藤有紗、日比野芽奈ら5人から、もう一度アイドルをやりたいのでプロデュースしてほしいと佐久間に依頼したことからプロジェクトがスタートした[6]。
もともと佐久間は、コロナ禍の影響があったとはいえ、番組終了せざるを得なかったことに自身の責任を感じつつも、彼女たちからの依頼にはプロとしてのモチベーションを感じていなかった[6]。しかし自分が手を差し伸べなければ、5人がタレントとしては路頭に迷うことになると考えた佐久間は、周囲の放送作家に相談して、5人を試すためのオーディションの開催を決意した。
大喜利ブロック Hajime Nakajima / Chiaki Gomibuchi
プロデューサー:佐久間宣行
撮影編集統括:なかじまはじめ
ラフ×ラフ、佐久間宣行(プロデューサー兼MC)、東京ホテイソン(MC、公式お兄ちゃん)、なかじまはじめ(ディレクター)、日下部愛菜(マネージャー、元NGT48)、上田(放送作家、公式鬼ぃちゃん)、オークラ(放送作家)、吉田豪(プロインタビュアー)、竹中夏海(振付師)、遠藤舞(ボイストレーナー)、夢月(ヘアメイクアップアーティスト)、その他ゲスト多数
2022年3月に日比野芽奈が佐久間プロデューサー(以下、佐久間P)のインスタグラムのDMにアイドルプロデュースを依頼するメッセージを送ったことが発端となり、元青春高校の5人が佐久間Pと再会するが、その想いを上手く伝えることができない。足並みが揃わない5人は、涙の話し合いや意見の食い違いを経て歌とダンスの練習を再開し、佐久間P、吉田豪、竹中夏海の3人にパフォーマンスを披露。最終的に佐久間Pがオーディション開催を決断するまでを追ったドキュメンタリー動画。
オンライン面接と対面面接を経て最終審査に残った15人による2日間の汗と笑いと涙のオーディションの記録。東京ホテイソンがMCとして登場しバラエティ形式の審査も行われ、のちにラフ×ラフの公式お兄ちゃんとなることの布石となる。審査員は佐久間P、吉田豪、竹中夏海、オークラ、遠藤舞の5名。ラフ×ラフを結成する9名の感動の合格決定の瞬間までの全貌を捉えたドキュメンタリー動画。
オーディションで選ばれた9名がラフ×ラフとなった瞬間を捉えた記念すべき動画。オーディション合格後1本目の撮影からいきなりのドッキリでメンバーは大混乱。
ラフ×ラフがテレビのバラエティ番組で活躍するために、様々な趣向を凝らした企画で修行を重ねる動画。メンバーが恥ずかしさに打ち勝ち、徐々に自分のキャラクターを確立していくところが見どころ。
ラフ×ラフのアイドル活動の裏側を追いかけたドキュメンタリー動画。初の宣材写真撮影から始まり、ダンスレッスンやボイストレーニングを重ね、涙のレコーディングを経てついにデビューライブを成功させる。その後もワンマンライブやTIFのステージを成功させ快進撃を続けるラフ×ラフの姿を追い続ける。
メンバーが2名ずつリレー方式でトークを行う動画。1名がMCを務め、もう1名に関して好きなところや直して欲しいところなど、他のメンバーが回答したアンケートを基にトークを展開。メンバー同士の関係性が垣間見えるのが興味深い。
佐久間Pの人脈を最大限利用し、テレビ局の現役バリバリのプロデューサーや人気放送作家をゲストに招き、ラフ×ラフのことを知ってもらうと共に、ラフ×ラフがテレビで活躍するための学びを重ねる動画(この動画がきっかけとなり、夏目は「呼び出し先生タナカ」に出演することになる)。
デビュー前のラフ×ラフがなぜかオールナイトニッポン0のパーソナリティに選ばれたことから、ANN0ディレクターの齋藤やのちに“公式鬼ぃちゃん”と呼ばれることになる上田と共にトークの練習を重ねる動画。ラジオ生放送の舞台裏や反省会も収録。
佐久間Pが自ら作詞した「100億点」の歌詞をメンバーに伝える感動動画や、衝撃的だった佐久間ダンスバージョンを含む3バージョンのMV。そしてその撮影の裏側を捉えたメイキングも。
再生回数が最も多い人気シリーズ。様々な修羅場を潜り抜けてきたアイドルの先輩たちからラフ×ラフがクイズ形式でアイドルの心得を学ぶ動画。ラフ×ラフメンバーのアイドルオタクぶりが垣間見えるのも見どころのひとつ。
ラフ×ラフメンバーのロケ企画を佐久間Pがプレビューしていくという企画。佐久間Pの突っ込みも見どころのひとつだが、激辛やカラオケやスポーツ対決に本気で挑むラフ×ラフメンバーの奮闘が感動を呼ぶ動画。
昭和探求バラエティ 日本直販プレゼンツ ラフ×ラフ族のページを参照。