ルーク・キャンベル (ボクサー)
ルーク・キャンベル(Luke Campbell, MBE、1987年9月27日 - )は、イギリスのプロボクサー。イースト・ライディング・オブ・ヨークシャー・キングストン・アポン・ハル出身。ロンドンオリンピックバンタム級金メダリスト。 来歴アマチュア時代2008年11月、リヴァプールで行われたヨーロッパアマチュアボクシング選手権にバンタム級(54kg)で出場し金メダルを獲得した[1]。 2011年9月、アゼルバイジャン共和国のバクーで行われた2011年世界ボクシング選手権大会にバンタム級(56kg)で出場し、銀メダルを獲得した。 2012年8月、ロンドンで行われたロンドンオリンピックにバンタム級(56kg)で出場。初戦でヴィットリオ・パリネッロ に11-9の判定で勝利すると、2回戦はデテリン・ダラクリエフに16-15の僅差で判定勝ち。準決勝では清水聡に20-11の判定で勝利し、決勝ではジョン・ジョー・ネビンに14-11の判定で勝利し金メダルを獲得した[2]。 ボクシングでの功績が認められ、2013年のMBEを受賞した。 アマチュアで153勝24敗の成績を残しプロに転向。 プロ時代2013年7月13日、プロデビュー戦を行い1回1分28秒TKO勝ち。白星デビューを飾った。 2015年8月1日、キングストン・アポン・ハルのクレイブン・パークにてトミー・コイルとWBCインターナショナルライト級王座決定戦を行い、10回1分41秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。 2015年12月12日、ロンドンのO2アリーナにてアンソニー・ジョシュア対ディリアン・ホワイトの前座でイヴァン・メンディと対戦し、プロ初黒星となる12回1-2の判定負けを喫し王座から陥落した。 2016年3月26日、シェフィールドのシェフィールド・アリーナにてケル・ブルック対ケビン・ビジェールの前座でゲイリー・サイクスとコモンウェルスライト級王座決定戦を行い、2回2分58秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。 2016年7月30日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナにて元IBF世界スーパーフェザー級王者アルヘニス・メンデスとWBC世界ライト級シルバー王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。 2017年 9月23日、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムでWBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレスと対戦し、12回1-2(113-114、112-115、115-113)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[3][4][5]。 2019年8月31日、ロンドンのO2アリーナでWBAスーパー・WBO世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコとWBC世界ライト級王座決定戦を行い、12回0-3(109-118、108-119×2)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[6]。 2021年1月2日、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターにてWBC世界ライト級4位のライアン・ガルシアとWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、2Rに左フックでガルシアからキャリア初のダウンを奪うも、7回1分58秒に左ボディブローでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した[7]。 戦績
獲得タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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