ロジャー・ヨンジェン・チエン(Roger Yonchien Tsien, 錢永健, 1952年2月1日 - 2016年8月24日)は、アメリカ合衆国の生化学者。中国系アメリカ人。
人物
ニューヨーク州ニューヨーク出身[1]。ハーバード大学卒業後、1977年にイギリス・ケンブリッジ大学にて博士号取得。
カリフォルニア大学バークレー校を経て、1989年からカリフォルニア大学サンディエゴ校教授。2006年王立協会外国人会員選出。2008年にマーティン・チャルフィー、下村脩とともにノーベル化学賞を受賞。受賞理由は「緑色蛍光タンパク質の発見と開発」[1]。
2016年8月24日、オレゴン州ユージーンにて自転車を運転走行していた際に死亡したと伝えられる[1]。64歳没。
受賞歴
脚注
関連項目
- 銭学森(「中国宇宙開発の父」として知られる人物。父・銭学榘の従兄弟にあたる。)