ロベルト・サンチェス
ロベルト・リンチ・サンチェス(Robert Lynch Sánchez, 1997年11月18日 - )は、スペイン・ムルシア州カルタヘナ出身のサッカー選手。プレミアリーグ・チェルシーFC所属。スペイン代表。ポジションはGK。 来歴クラブレバンテUDのカンテラを経て、2013年にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのユースチームに入団。2015年にプロ契約を締結し、U-23に昇格。2018年から2シーズンはフォレストグリーン・ローヴァーズFC、ロッチデールAFCと下部リーグにローン移籍でプレーし、経験を積んだ。 2020-21シーズンより正式にトップチームのメンバーに登録。2020年11月1日のトッテナム・ホットスパーFC戦で、監督グレアム・ポッターは、これまでの正GKマシュー・ライアンに変えて、サンチェスを起用することを決断。同試合で先発で起用され、プレミアリーグデビューを果たすも、1-2で敗戦した。以降はライアンとの併用となり、2021年1月17日のリーズ・ユナイテッドFC戦で1-0の完封でプロ初勝利を記録した。23日にはライアンがアーセナルFCに移籍したため、完全にレギュラーに定着した[1]。更に31日のトッテナム戦でも1-0の完封勝利[2]。更に2月3日のリヴァプールFC戦でも、敵地アンフィールドで1-0の完封勝利を収めた[3]。 2022-23シーズンも、引き続きレギュラーとしてプレーしていたが、第23節クリスタル・パレスFC戦でハイボールの処理を誤り失点。以降はジェイソン・スティールにポジションを奪われた。 2023年8月5日、チェルシーFCに移籍した[4][5]。7年契約で、移籍金は2500万ポンドとみられている[6]。前年までの正GKを務めていたケパ・アリサバラガがレアル・マドリードへ移籍したため、開幕からスタメンの座を勝ち取り先発出場を果たした。しかし12月に試合で負傷し離脱すると、離脱中同じく新加入のジョルジェ・ペトロヴィッチが台頭したこともあってポジションを失い、結果シーズン通してリーグ戦の出場は16試合にとどまった。 代表サンチェスはイングランド人の父とスペイン人の母の下、スペインで生まれた[7]。2021年3月15日、2022 FIFAワールドカップ・予選を戦うスペイン代表に初招集された[8]。 2021年5月24日、UEFA EURO 2020に臨むスペイン代表に選出された[9]。 2022年11月11日、W杯カタール大会に臨むメンバーの1人に選ばれた[10]。 代表歴出場大会試合数
脚注
外部リンク
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