ロドリゴ・エルナンデス
ロドリ(スペイン語: Rodri: [ˈroðɾi])こと、ロドリゴ・エルナンデス・カスカンテ(スペイン語: Rodrigo Hernández Cascante: [roˈðɾiɣo erˈnandeθ kasˈkante], 1996年6月22日 - )は、スペイン・マドリード州マドリード出身のサッカー選手。プレミアリーグ・マンチェスター・シティFC所属。スペイン代表。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー[2]。 経歴クラブ1996年にマドリードに生まれ、2007年にアトレティコ・マドリードの下部組織に加入した。2013年には「体力の欠如」を理由にアトレティコ・マドリードの下部組織を放出され、バレンシア州のビジャレアルCFの下部組織に移った[3][4]。 2015年2月7日、セグンダ・ディビシオンB(3部)のRCDエスパニョールB戦でビジャレアルCF Bからデビューした[5]。2週間後のレアル・サラゴサB戦で初めて先発出場している。同年12月17日、コパ・デル・レイのSDウエスカ戦でトップチームデビューした[6]。 2016年4月17日のラージョ・バジェカーノ戦でプリメーラ・ディビシオンデビューした。2017-18シーズンは序盤戦からレギュラーの座をつかみ、2017年12月4日には契約を2022年まで延長した[7]。2018年2月18日にはRCDエスパニョール戦でプリメーラ・ディビシオン初得点を挙げた[8]。 2018年5月24日、アトレティコ・マドリードと5年契約で復帰することが発表された[9]。同年11月10日に行われた第15節アスレティック・ビルバオで加入後初ゴールを決めた。 2019年7月3日、アトレティコ・マドリードはマンチェスター・シティFCがロドリの契約解除金を支払ったと発表した[10]。7月4日、マンチェスター・シティFCと5年契約を締結した[11]。 2023年6月10日、UEFAチャンピオンズリーグ2022-23決勝のインテル戦で、68分に先制点を決めた[12]。この1点を守り抜いたマンチェスター・シティはクラブ初のCL制覇を果たし、また自身も決勝のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。 2024年10月28日、バロンドールを受賞した。クラブ史上初の受賞者であり、スペイン人選手としてはルイス・スアレス(1960年)以来、64年振りの受賞者である[13]。 代表2012年にはU-16スペイン代表、2015年にはU-19スペイン代表でプレーし、2017年からはU-21スペイン代表でプレーしている。2015年にギリシャで開催されたUEFA U-19欧州選手権2015に出場し、U-19スペイン代表は準決勝でU-19フランス代表を、決勝でU-19ロシア代表を破って優勝[14]。ロドリは18人の大会優秀選手に選ばれている[14]。 2018年3月にはドイツ代表とアルゼンチン代表との親善試合のためにスペインA代表に初招集され[15]、3月24日にデュッセルドルフで行われたドイツ戦でデビューした。1-1の引き分けに終わったこの試合で、ティアゴ・アルカンタラとの交代で出場している[16]。 2022年11月11日、W杯カタール大会に臨むメンバーの1人に選ばれた[17]。 2024年、UEFA EURO 2024、ベスト16のジョージアとの対戦で1得点を決めた[18]。また、今大会のMVPにも選出された[19]。 人物プロデビュー後も講義を一度も欠席せずに大学に通い続けていた。タトゥーを彫るのを嫌っており、SNSも開設していない[20]。 また、スライディングタックルをあまりしない。これは本人曰く『タックル後に地面に倒れてしまうと、もう一度ボールに行く前にかなり時間を要してしまうから』だという[21]。 個人成績クラブ
代表歴出場大会試合数
得点
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンク
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