三重県立上野高等学校
三重県立上野高等学校(みえけんりつ うえのこうとうがっこう)は、三重県伊賀市上野丸之内にある公立高等学校。略称は「上高」(うえこう)。 概要校訓は「自彊不息(たゆまぬ努力を続けるの意)」。校歌は山口誓子の作詞。また、現在上野高校で使用されているチャイムは、1982年から使用されるようになった。1999年に創立100周年を迎えた。長らく普通科のみの設置であったが、2009年に理数科が設置されている。 上野高校を象徴する白亜の明治校舎は1900年(明治33年)に建築、1989年(平成元年)に三重県指定有形文化財に指定された[1]。この他、横光利一記念館がある。NHKの朝ドラ『なっちゃんの写真館』では、主人公がテニスをするシーンで明治校舎前のテニスコートが使用された。 最寄り駅は、伊賀鉄道伊賀線上野市駅。上野高校周辺は、崇廣堂、上野西小学校、崇広中学校が甍をつらね、伊賀市の文教地区を形成している。藤堂高虎が築城した上野城も近い。 マスコットキャラクターとして「ぶんぶん」が制作・制定されている。文武両道の意である。 進路大半の生徒が大学へ進学しており、進学先として国公立大学は、地元の三重大学が多いが、難関国立大(いわゆる旧帝大)の大阪大学、名古屋大学などにも毎年数名が進学する。過去には東京大学や京都大学といった最難関大学へも毎年数名の合格者を出していたが、近年は伊賀地域の優秀層が四日市高校や津高校へ流出するようになったことで、数年に一度の輩出に留まっている。私立大学では関関同立や産近甲龍など京阪神方面が多いが、関東の慶應義塾大学や早稲田大学への進学者も毎年数名出している。 歴史前身は三重県立第三中学校であり、第一中学校が前身の津高校、第二中学校が前身の四日市高校、第四中学校が前身の宇治山田高校とは兄弟のような関係である。戦後の学制改革により、阿山高女、上野市立高女と統合され現在に至る。
部活動文武両道を目指し、さかんに行われている。 特に野球とサッカーは伝統のあるクラブで部員数も多く、過去にサッカー部は全国大会に幾度も出場し、選手権大会で全国準優勝を果たしたこともある。新聞部が発行する学校新聞は三重県の高校で唯一縮刷版を発行しており、1940年代後半まで記事をさかのぼることができる[2]。 運動部
文化部
など 学校行事
交通アクセス
著名な卒業生政治家・官僚・軍人
実業家
学者
マスメディア関係者
文芸家
芸術家
芸能人
脚注関連項目外部リンク |