中洲川端駅
中洲川端駅(なかすかわばたえき)は、福岡県福岡市博多区上川端町にある福岡市交通局(福岡市地下鉄)の駅である。
空港線と箱崎線の2路線が乗り入れており、箱崎線は当駅が起点である。駅番号は空港線がK09、箱崎線がH01。
駅のシンボルマークは福岡市出身のグラフィックデザイナー、西島伊三雄がデザインしたもので「中」(洲)「川」(端)の2文字を法被模様にデザインしたものである。
貝塚駅が管理し、JR西日本中国メンテック福岡支店(旧 JR西日本福岡メンテック)が駅業務を受託する業務委託駅である[1]。
歴史
駅構造
明治通り直下に位置し、地下1階がコンコース、地下2階が箱崎線のホーム、地下3階が空港線のホームとなっている。空港線姪浜方面 - 箱崎線方面が先に開通したため、こちらのホームから番号が振られ本来の本線にあたる空港線姪浜方面 - 福岡空港方面のホームより浅い位置にある。
ホーム中央の2箇所に乗り換え用の階段が設置してあり、地下2階では3号車と5号車に、地下3階では2号車と4号車に接続している。
地下2階・3階共に天神方に引き上げ線があり、箱崎線内折り返し列車についてはこれを使って折り返すことが多い(一部は中洲川端止まりの列車が呉服町方の渡り線を利用して1番のりばに到着し、そのまま折り返し貝塚行きになる列車もある)。空港線の引き上げ線は輸送障害発生時に使用されることがある。
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中州改札口(2022年12月)
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川端改札口(2022年12月)
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切符売り場(2022年12月)
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1・2番線ホーム(2022年12月)
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3・4番線ホーム(2022年12月)
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駅名標(2018年5月)
利用状況
2023年度の1日平均乗車人員は17,213人である。このうち、空港線の1日平均乗車人員は14,920人、箱崎線の1日平均乗車人員は2,293人であり、箱崎線のみの乗車人員は同線内で最も少ない[5]。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 |
空港線 |
箱崎線 |
合計
|
2001年(平成13年)
|
9,720 |
1,254 |
10,974
|
2002年(平成14年)
|
9,388 |
1,232 |
10,620
|
2003年(平成15年)
|
9,428 |
1,231 |
10,659
|
2004年(平成16年)
|
9,061 |
1,219 |
10,280
|
2005年(平成17年)
|
8,884 |
1,160 |
10,044
|
2006年(平成18年)
|
9,626 |
1,211 |
10,837
|
2007年(平成19年)
|
9,810 |
1,230 |
11,040
|
2008年(平成20年)
|
10,381 |
1,368 |
11,749
|
2009年(平成21年)
|
10,272 |
1,404 |
11,676
|
2010年(平成22年)
|
10,442 |
1,443 |
11,885
|
2011年(平成23年)
|
10,934 |
1,485 |
12,419
|
2012年(平成24年)
|
11,470 |
1,569 |
13,039
|
2013年(平成25年)
|
12,677 |
1,699 |
14,376
|
2014年(平成26年)
|
13,652 |
1,797 |
15,449
|
2015年(平成27年)
|
14,168 |
1,908 |
16,076
|
2016年(平成28年)
|
14,331 |
2,050 |
16,381
|
2017年(平成29年)
|
14,848 |
2,164 |
17,012
|
2018年(平成30年)
|
15,390 |
2,289 |
17,679
|
2019年(令和元年)
|
15,586 |
2,429 |
18,015
|
2020年(令和02年)
|
8,684 |
1,583 |
10,267
|
2021年(令和03年)
|
9,921 |
1,708 |
11,629
|
2022年(令和04年)
|
13,081 |
2,036 |
15,117
|
2023年(令和05年)
|
14,920 |
2,293 |
17,213
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駅周辺
繁華街・歓楽街を形成している。
隣の駅
- 福岡市交通局
- 空港線
- 天神駅 (K08) - 中洲川端駅 (K09) - 祇園駅 (K10)
- 箱崎線
- 天神駅(空港線) - 中洲川端駅 (H01) - 呉服町駅 (H02)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 中洲川端駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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