中間駅
中間駅(なかまえき)は、福岡県中間市中央二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である。駅番号はJC24。かつては当駅から香月線が分岐していた[1]。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅。駅舎は単式ホーム東側に接して置かれ[1]、二つのホームを跨線橋が結ぶ[11]。その跨線橋から駅西側にも通路が伸びており、西口駅舎が置かれている[1]。時期は不明だが中線の架線の一部(2両編成パンタグラフ停車位置)が補強されている。 直営駅。マルス端末設置駅で、みどりの窓口が東側の駅舎にある。2017年3月4日より駅員配置は早朝の6時30分から8時30分までの時間帯のみとなり、それ以外の時間帯は無人になる。西口の駅舎には自動券売機が一台設置されている。自動券売機の設置は東側の駅舎にもある。 2010年秋頃から国およびJRと中間市の協議でエレベータ設置工事が始まり、翌年春に東側の単式ホームと西側の島式ホームにそれぞれ完成した[11]。 のりば
利用状況2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は1,255人である[利用客数 1]。 2019年(令和元年)次の1日平均乗車人員は1,696人である[利用客数 2]。
駅周辺かつての中間市の繁華街である昭和町商店街に隣接しているが、現在の市の中心はイオンなかま店のある蓮花寺地区に移っている。中間駅から筑豊電鉄通谷駅までの「ふれあい大通り」には中央公民館・市民図書館・なかまハーモニーホール・市立病院等の公共施設を始め、銀行・娯楽施設・飲食店が建ち並び、市内外からも多くの客が訪れている。 一方、駅の南方向に伸びる道は「もやい通り」と呼ばれ、道沿いの旧香月線跡地には世界各地の石像のレプリカが立ち並ぶ珍しい遊歩道(屋根の無い博物館)が人々の目を楽しませている。「もやい(催合・舫い)」とは昔の言葉で「結びつき・共同・協働」と言った意味があり、炭鉱産業が全盛の頃から仕事仲間や兄弟姉妹、隣近所同士で物を「もやい分け」しあっていたことから付けられた。 なお中間市役所は隣の筑前垣生駅が最寄り駅である。
バス路線西鉄バス北九州による運行で、東口側に「JR中間駅前」バス停、西口側に「中間駅西口」バス停がある。両方のバス停を経由する系統もある。主に中間駅と駅東側の市街地や駅北側の住宅地を結ぶ。
隣の駅かつて存在した路線
脚注記事本文注釈出典
利用状況
参考文献関連項目外部リンク
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