佐藤 昇(さとう のぼる、1950年7月22日[1] - )は、日本の俳優、声優。ドラマなかま地球座・グローブ文芸朗読会主宰。
略歴
1950年(昭和25年)、山形県最上郡真室川町生まれ。千葉県立市川工業高等学校卒業[1]。劇団近代座[1]、劇団シェイクスピア・シアター[1]、劇工房ライミングを経て[1]、1988年(昭和63年)「尺には尺を」(グレン・ウォルフォード・演出)でシェイクスピア劇全37作品への出演を達成した[2]。
1997年(平成9年)、一人芝居「傘男」(藤本義一作)を上演し、アクターズ・フェスティバルNAGOYA'97金のシャチ賞コンクールに参加。
2000年(平成12年)のクリスマスよりチャールズ・ディケンズの公開朗読台本の朗読を開始。2005年(平成17年)3月、ディケンズフェロウシップのフィラデルフィア支部、ニューヨーク支部にて「ドクター・マリーゴールド」を朗読。
2008年(平成20年)7月、早稲田大学英文学部にて、ディケンズ公開朗読台本「デイヴィッド・コパフィールド」(梅宮創造・訳)を朗読。2012年8月11日「大いなる遺産」の朗読でディケンズ朗読台本全21作品を完読した。
2002年より開始した狛江市立古民家園の「むいから民家園で聞く朗読会」は2015年に38回で終了した。
現在、自ら主宰するグローブ文芸朗読会で定期的に朗読活動を継続中。
2018年10月8日「チャージマン研!ライブシネマコンサートVol.2」にて、44年ぶりに「チャージマン研!」のジュラル魔王を演じオーケストラと共演し[3]、喝采を浴びた。
出演
映画
テレビドラマ
テレビアニメ
1974年
吹き替え
舞台
- 尺には尺を(1988年)
- 第1回 天狼実験劇場「鬼火ヶ淵」(1998年) - 小悪党蝮指の六 役
- 天狼爆笑サイバーミュージカル「隣の宇宙人」(1999年) - 権田原昭一 役
- 哀愁橋(2003年) - 憲兵 役
- イリノイのリンカン(2009年) - スティーブン・A・ダグラス 役
- くたばれシェークスピア
朗読会
- ヴィオロン朗読会
- グローブ文芸朗読会
- 「玉響の会」朗読会
脚注
注釈
出典
外部リンク