信楽インターチェンジ
信楽インターチェンジ(しがらきインターチェンジ)は、滋賀県甲賀市信楽町黄瀬にある新名神高速道路のインターチェンジである。旧信楽町域の中北部に位置する。
概要
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甲賀市信楽町地域の北部に位置し、信楽市街から車で約10分・甲賀市中心部(水口市街)から約20分の距離にあり、大阪・草津方面から水口方面へ向かう場合に利用することが多いが、2009年3月20日に当ICから東へ6.7km先に甲南PAに併設する形で甲南ICが開通した。
インターチェンジ構造はY型である。
滋賀県警察本部交通部高速道路交通警察隊の信楽分駐隊が併設されており、事故処理車やパトカー・覆面パトカー数台が配備されている(新名神部分開通を前に滋賀県警高速道路交通警察隊の本隊が名神高速道路の彦根ICから栗東ICに移転)。
亀山連絡路下り線にある亀山雪氷基地や甲賀土山IC・草津田上ICと同じく、IC敷地内には雪氷対策用の道路維持作業車が配備されている。
遺跡発掘による工法変更
聖武天皇が紫香楽宮で建立を命じた幻の紫香楽(信楽)大仏に使われる銅を製造していたとされる鍛冶屋敷遺跡が、2002年12月14日に当ICの建設工事中に本線と料金所を結ぶランプ上に発掘された。
このときに建設されることになったのが、鍛冶屋敷橋(PRC連続ラーメン主版桁橋)で、料金所側から順に鍛冶屋敷遺跡・甲賀市道・隼人川みずべ公園・隼人川を跨いでいる。
遺跡保存のために工法変更をした例は珍しいが、その一例として舞鶴若狭自動車道の私市円山トンネルがある。こちらも建設途中に私市円山古墳が発掘され、切土から古墳下にトンネルを掘削する工法に変更された。
交通量
開通後1ヶ月間の交通量実績
地元選出の県議会議員の活動報告紙に掲載された2008年2月の開通から1ヶ月間の交通量を以下に示す。表中の単位は台/日。表中、最高値を赤色で、開通初日を除く最低値を青色で表記している。
日時 |
信楽IC(台/日) |
信楽IC - 甲賀土山IC(台/日) (参考値)
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2月23日(土) |
4,402 |
13,530
|
2月24日(日) |
5,124 |
23,691
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2月25日(月) |
6,019 |
24,797
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2月26日(火) |
5,309 |
24,993
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2月27日(水) |
5,170 |
25,410
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2月28日(木) |
5,644 |
26,431
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2月29日(金) |
6,549 |
26,900
|
3月1日(土) |
8,620 |
30,529
|
3月2日(日) |
10,622 |
37,084
|
3月3日(月) |
5,629 |
20,392
|
3月4日(火) |
5,761 |
22,875
|
3月5日(水) |
5,762 |
22,984
|
3月6日(木) |
5,974 |
23,980
|
3月7日(金) |
6,584 |
25,909
|
3月8日(土) |
8,846 |
31,313
|
3月9日(日) |
9,267 |
33,270
|
3月10日(月) |
5,827 |
18,134
|
3月11日(火) |
6,023 |
24,875
|
3月12日(水) |
6,406 |
24,583
|
3月13日(木) |
6,385 |
24,196
|
3月14日(金) |
5,884 |
25,600
|
3月15日(土) |
8,701 |
33,770
|
3月16日(日) |
9,656 |
36,355
|
3月17日(月) |
6,256 |
24,926
|
3月18日(火) |
6,408 |
27,940
|
3月19日(水) |
5,982 |
26,103
|
3月20日(木) |
7,174 |
32,353
|
3月21日(金) |
6,854 |
27,643
|
3月22日(土) |
8,894 |
37,728
|
3月23日(日) |
8,684 |
35,853
|
1日あたりの平均 |
6,893 |
27,609
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歴史
周辺
※IC周辺は紫香楽宮に関連する遺跡等が複数所在している[5]。
接続する道路
料金所
入口
入口にある標識は、右は「名古屋・四日市・東名阪」、左は「京都・大阪・名神」。
出口
隣
- E1A 新名神高速道路
- (5) 甲南IC/PA - (6) 信楽IC - 大津JCT - 大津SA/新名神大津SIC(事業中) - 宇治田原IC(事業中)
脚注
関連項目
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