唐崎駅
唐崎駅(からさきえき)は、滋賀県大津市唐崎二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)湖西線の駅である。駅番号はJR-B28。 駅名の「唐崎」は、近江八景の一つ唐崎の夜雨として有名であり、古典作品などによく登場する。発表当時湖西線自体は開通していなかったが、鉄道唱歌(1900年)にも登場している。 歴史建設時の仮称は「新滋賀里」であったが、地理的に滋賀里地内でないこと[注釈 1]、当時存在した隣町の志賀町[注釈 2]と混同される可能性があること、古くから近江八景(唐崎の夜雨)で知られる近くの「唐崎」の地名[注釈 3]を採用してほしいことから現在の駅名になった[2]。 年表
駅構造島式ホーム1面2線を有する高架駅[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は地上に1か所ある。改札口からホームへは階段・エレベーターが1本通じている。 堅田駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。 バリアフリー化工事でホームエレベーター・多目的トイレが設置されることになったため、2007年10月6日から工事が始められた。そのため、西・北・東側の3つの出入口のうち、北・東側の出入口が使用できなくなり、2007年11月30日からはホームのエレベーターが設置される位置に仮囲いが設置されていた。その後工事が終了し、2008年3月15日のダイヤ改正と同時にホームエレベーター・多目的トイレ・2段手すり・発車標(電光掲示板)が使用され始めた。 のりば
利用状況「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
駅周辺駅から少し離れた北側を西大津バイパス(国道161号)が、駅からやや離れた南側を滋賀県道558号線(西近江路)が通る。駅南側にロータリーがあり、マンション型の公営住宅が隣接する。駅北側は民家が多いが、田畑がわずかに残る。駅南側はかつて軍の施設が多かったことから、現在でも民家は少なく、公営住宅や公共施設、官有地となっている。
隣の駅脚注記事本文注釈出典
利用状況
関連項目外部リンク
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