四国学院大学
四国学院大学(しこくがくいんだいがく、英語: Shikoku Gakuin University)は、香川県善通寺市文京町3-2-1に本部を置く日本の私立大学。1949年創立、1962年大学設置。 大学の概要プロテスタント・福音主義キリスト教信仰に立つリベラル・アーツ・カレッジとして米国南長老教会が設立し、併設校に四国学院短期大学があった。 1992年(平成4年)までは教員全員が信仰告白したクリスチャンであることを定めた、日本で唯一のクリスチャン条項を守っていた[1]。日曜日(主の日)には、教会(行事)への出席・参加を妨げないように、大学としての公の業務を避けている。現在でも毎日学内のチャペルにて、各教員や牧師がキリスト教の説教を行う。 障害を持つ学生を積極的に受け入れており、ノートテイクサービスによる講義受講支援、学内での生活を支援するアテンダントサービス等を行っている。 2010年度(平成22年)よりシラバスに全国でも珍しいメジャー制度を導入した。ただし珍しすぎて、それが何かは事務職員でも説明が難しいとされる。 大学院社会福祉学専攻は、関西以西で最も古くに設置された社会福祉大学院である。また四年制大学昇格時に設置された文学部基督教学科・社会福祉専攻コースは、当時四国における唯一の社会福祉専攻コースだった[2]。 大学設立から1992年(平成4年)までの単科大学時代(文学部のみ)は、英語表記に「Shikoku Christian College」を用いていた。 1992年(平成4年)に社会学部が設立され、「Shikoku Gakuin University」 に変更された。 建学の精神(校訓・理念・学是)建学憲章四国学院では1991年(平成3年)に「四国学院建学憲章」を定めており、キリスト教への信仰に立脚した人格の尊厳や自由に基づいた研究や教育の実現を謳っている[3]。2010年(平成22年)に、学院創立60周年を機に、学院&ユニバーシティ・モットーと建学憲章の改訂を行った[4]。 学風および特色被差別少数者枠同和地区出身者の他、沖縄県出身者、在日韓国・朝鮮人、アイヌ、奄美群島出身者の特別推薦枠を設けている。理由として「根深い社会的差別のなかで大学教育(高等教育)を受ける権利を制限されてきた人々への格差是正処置の一つ」と説明している。 枠を設ける際に相談を受けたという元沖縄キリスト教短大学長の平良修は「出願資格にウチナーンチュを加えても、加えなくても反論はあるだろう。と答えた」と振り返り「歴史をきちんと見つめ、まじめな姿勢で取り組んでいると思う。この制度で入学した生徒の生き方が問題だと思う」と話し、この制度を高く評価していることを明らかにした。 沿革年表
→「四国学院短期大学」も参照
基礎データ所在地教育および研究組織学部大学院附属機関
学生生活部活動・クラブ活動・サークル活動大学関係者と組織大学関係者一覧教員
出身者
施設キャンパス映画
寮四国学院大学には、女子専用の紫苑寮と男子専用の向山寮がある[5]。 対外関係地方自治体との協定
国内大学国内留学協定校 海外大学海外留学協定校[7] 係属校
脚注
関連項目公式サイト |