『大奥十八景』( おおおくじゅうはっけい )は、1986年に製作された日本映画。鈴木則文監督[1]。原作は南原幹雄の同名小説。
概要
徳川家綱の世継ぎを巡る、大奥の女たちの人間模様を描く。
「エロス・スペクタクル大作」と銘打ち、辻沢杏子が初主演で、初ヌードを披露した他[2]、主演級女優のヌードや濡れ場シーンが全編に展開されており、「一般映画制限付」(現在のR15+指定相当)のレイティングとなっている。
キャスト
スタッフ
- 企画 - 佐藤雅夫
- プロデューサー - 厨子稔雄、豊島泉、横溝重雄
- 原作 - 南原幹雄『大奥十八景』(角川文庫)
- 脚本 - 志村正浩、鈴木則文
- 撮影 - 北坂清
- 照明 - 安藤清人
- 美術 - 小林勝美
- 編集 - 荒木健夫
- 整音 - 荒川輝彦
- 録音 - 芝氏章
- 記録 - 中野保子
- 監督 - 鈴木則文
製作
映画初主演の辻沢杏子は「脱ぐことに抵抗があったが、もう24歳だし、自分の中に区切りを付けたい。こんなチャンスはめったにない」と初ヌードにも挑んだ[2]。濡れ場のシーンでは監督の鈴木則文が助監督と手本を見せ、これがとても上手く、相手役の勝野洋と「私たちよりムードがありますよ」と驚いたと話している[2]。
脚注
外部リンク