大石憲一郎
大石 憲一郎(おおいし けんいちろう、1973年9月14日 - )は、日本の作曲家、編曲家[2]。本名同じ[3]。静岡県出身。 来歴ヤマハ音楽院在学中、ソニー・ミュージックエンタテインメント新人発掘部門にてレコーディング・エンジニアや編曲家の仕事を始めた[4]。その後、シンセサイザー・マニピュレーターとして活動する[5]。 妻の友人から借りたゲームソフト『ときめきメモリアル』に夢中になり、同ゲーム音楽をカバーするアマチュアバンド(コピーバンド)にドラマーとして加入した[4][6][5]。バンドメンバーの友人MIDIはらふじと出会い、彼の所属する音楽ユニットG-BULLに参加する[5][6]。 2003年、G-BULLのメンバーとしてドラマCD『みすてぃっく放送部』主題歌のリミックスを手がけたことから、同曲の作曲家・音楽プロデューサーのYOFFYと知り合い、2004年、「デカレンジャーアクション」(特撮テレビドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』挿入歌)を機にサイキックラバーの楽曲の編曲を担当する[5][6][7](同ユニットの大半の編曲を担当しているため、彼らからは「3人目のサイキックラバー」と呼ばれる[8])。以降、「スーパー戦隊シリーズ」、「プリキュアシリーズ」などアニメ・特撮ソングの作曲・編曲・音楽プロデュース・演奏を手がけ、そのほか舞台音楽、渡辺宙明のサポートなどに携わる[5][7][9][1][6]。 2008年、Project.R結成時からリーダーを務め、同グループでは作曲・編曲・音楽プロデュース・演奏のほか、歌唱も担当する[5][10]。koishistyle名義で、スタイロフォンや『KORG DS-10』を演奏し、関連イベントの出演や、動画共有サービスへ実演動画の投稿を行っている[11][12][13]。 名義
作風・音楽性
元々はテクノ、ハウス・ミュージックなど、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの作編曲を中心に活動していた[15]。自身が作編曲した「炎神ファーストラップ-Type Normal-」について、「自分がやってきた本来の形に近いサウンドになっているかなと思います」と語っている[5]。 サイキックラバーの編曲を手がけ始めた頃は、彼らのルーツであるアメリカン・ロックに詳しくなかったため、戸惑いがあり、初めて見たパワーコードに驚いたと振り返っている[15][6]。彼らは、大石はすぐにロックを吸収していったと評した[15]。 主な楽曲
→「Project.R § 手がけた楽曲(一部)」も参照
作曲・編曲
作曲
編曲→サイキックラバーの作品の編曲については「サイキックラバー § 作品」を参照
舞台音楽
劇伴
出演ライブ・イベント
脚注出典
参考文献
外部リンク
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