奥田 道昭(おくだ みちあき、1927年12月14日 - 2009年1月9日[2] )は、日本の指揮者。
経歴
1927年北海道小樽市生まれ[2]。田中秀雄にヴァイオリンを、高田信一に作曲を学び、1948年から東宝交響楽団(現東京交響楽団)ヴァイオリン奏者及び東京弦楽四重奏団員を経て[2]、1954年東京交響楽団定期演奏会で指揮者としてデビュー[3]。近衛秀麿、齋藤秀雄、渡邉暁雄に師事[3]。
1959年-1963年日本フィルハーモニー交響楽団副指揮者を務めた[4]。1964年以降はフリーの指揮者として、創生期の札幌交響楽団など各地のオーケストラや合唱団で指揮活動を行った。京都市立芸術大学、上野学園大学、東京音楽大学、日本大学芸術学部では講師を務めた。息子は音楽評論家の奥田佳道[3]。
幻の名ピアニスト シドニー・フォスター録音集成の中に、1962年に奥田道昭が日本フィルハーモニー交響楽団を指揮して共演したライブ録音(シューマンのピアノ協奏曲)が残されている[3]。
脚注
出典
- ^ a b c “奥田道昭”. コトバンク. 新撰 芸能人物事典 明治~平成. 2023年2月28日閲覧。
- ^ a b c d “シドニー・フォスター録音集成”. TOWER RECORDS. 注目アイテム詳細. 2023年2月28日閲覧。
- ^ “これまでの歩み”. 日本フィルハーモニー交響楽団. 日本フィルについて. 2023年2月28日閲覧。
参考文献
- 『演奏家大事典 第Ⅱ巻』財団法人音楽鑑賞教育振興会、1982年。
- 公益財団法人 札幌交響楽団 編『札幌交響楽団50年史 1961-2011』2011年。