安藤正基
安藤 正基(あんどう まさき、1992年7月22日[1] - )は、日本の漫画家[1][2]。愛知県一宮市出身[3]。名古屋市在住[1]。愛知県立一宮南高等学校、名古屋造形大学造形学部造形学科マンガコース卒業[4]。AB型[3]。 来歴幼少のころより漫画に触れる機会が多く、「描く絵が褒められるのが嬉しい」という思いから絵を描き連ねていた[5]。この頃から漠然とではあるが漫画家になりたいと思っていたという[4]。12歳のときに参加した曽山一寿のサイン会にて、“将来何になりたいか”を問われて「漫画家です」と答えたところ、「絶対なれるよ、がんばって」と言われたため、漫画家になることを意識し始める[5][3]。ただ、中学の頃はなんとなく漫画を描いていただけであった[6]。 高校へ進学後は授業についていけず、級友とは広く知られた漫画家の話しかできないことから学校を楽しい場とは思えなかったため、放課後はすぐに自宅へ帰って漫画を描くようになる[4][6]。時間もできたことから本格的に漫画家を目指し、作品の投稿も開始したが[4][6]、将来を悩んでいたため、学歴を考慮して県内で漫画を学べる大学である名古屋造形大学へ進学を決めた[6]。進学校で理系を専攻していた関係から、担任によって受験を止められてしまうものの[6]、内密にAO入試で受験し、合格した[6]。両親は進学については肯定的で、母は漫画家を目指していた過去から、父は美術系の大学に行きたくても親に反対されて行けなかった過去から希望大学へ行かせる気であったという[4][5]。 大学2年のときに応募した『ジャンプスクエア』主催の第2回美大芸大キャラバンで、『危ノーマルメモリアル』が優秀作品に選ばれ、同作品でデビューを果たす[7][8]。しかしその後は続かず、読切掲載を決めるコンペに落ち続け、大学4年であったことから就職を考え始めていたが、『全ての男子を振り向かせる方法』がコンペに通り、掲載[4][6]。漫画家を続けることを決意する[6]。 大学卒業後はバイトと漫画のアシスタントをしながら作品を描き続け、1年ほど経過したころに息抜きにSNS上で公開した名古屋市を中心とした愛知県あるあるネタ漫画が『月刊ComicREX』の編集の目に留まり、『八十亀ちゃんかんさつにっき』として連載が決定。そのまま連載デビューとなった[6][9]。また、同時期にマガジンの編集へネームなどを提出し、連載会議を経て『ぶんぐりころころ』の連載が決まった[6]。 『八十亀ちゃんかんさつにっき』のアニメ化に際し、戸松遥が歌う主題歌『DELUXE DELUXE HAPPY』の作詞を担当編集と共に手がけている[10]。 また、リビエラグループが2022年に開催する「SDGsマンガ大賞」では審査員を務める予定で、これに際し審査員特別賞 安藤正基賞が設けられている[11]。 2023年度からは名古屋市広報課からの情報を伝える4コマ漫画の制作を担当しており[12]、漫画内には『八十亀ちゃんかんさつにっき』のキャラクターのほか、須田亜香里・TEAM SHACHI・BOYS AND MEN・SKE48なども登場している。 人物自画像は青色のスライム[13]。同人活動時のペンネーム「謎の生命体」にちなみ、頭部には丸で囲んだ“謎”の文字が書かれている[14]。好きな漫画に『ドラえもん』[5]、好きな漫画家に石黒正数、中山敦支[4]などを挙げる。また、お笑いが好きであるため、自身の漫画に影響があるという[4]。軽度の色覚異常を患っている関係から「色塗りは苦手」としている[6]。 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の作画を担当している野澤ゆき子とは、同じマンションの隣の号室同士に住んでいた幼馴染である[15]。 作品リスト連載
アンソロジー
読み切り
その他
同人誌
提供
出演テレビアニメ
情報番組ラジオ番組
新聞
関連人物師匠アシスタント仲間アシスタント
脚注
外部リンク
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