寿駅(ことぶきえき)は、北海道(宗谷支庁)枝幸郡中頓別町字寿にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線の駅(廃駅)である。天北線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。
歴史
駅構造
廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(南稚内方面に向かって左手側)に存在した。
仮乗降場に出自を持つ無人駅となっていた。
駅名の由来
当駅が所在していた地名より。
縁起のいい駅名であったことから、廃止直前の正月である1989年(昭和64年)1月1日から、管理駅の中頓別駅にてD型硬券入場券を販売した。
国鉄末期から続く縁起切符ブームに便乗した形だが、開設以来最初で最後の入場券となった。
当時の時刻表には記念切符情報として、また鉄道趣味誌などでもニュースやコラムで紹介されている。
駅周辺
広大な原野が広がっている。
駅跡
2011年(平成23年)時点では当駅の施設は何も残っておらず、附近にバス停があるのみであった[4]。広大な原野が広がっている。
また2011年(平成23年)時点では、駅跡から中頓別方に行った所に2連の鉄骨ガーダー橋が残存していた[4]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 天北線
- 中頓別駅 - 寿駅 - 新弥生駅
脚注
関連項目