小向東芝町
小向東芝町(こむかいとうしばちょう)は、神奈川県川崎市幸区の町名[5]。郵便番号は212-0001[3]。ただし町域全域を占める東芝小向事業所には別途、事業所個別郵便番号(212-8581)が付与されている[6]。 2022年(令和4年)1月28日現在、住居表示は実施されていない[7]。 地理神奈川県川崎市幸区の東北部に位置し[8]、面積は21.8 ha[2]。町内の全域を東芝小向事業所が占める[9]。 北端で東古市場と、東端では第二京浜を挟んで小向町・小向仲野町と、南端では小向西町と、西端では古市場と接する。これらの町域はすべて幸区に属しており、小向東芝町は区境・市境には接していない。 歴史→「小向 (川崎市) § 歴史」も参照 町名は、全町域を占める東芝小向事業所に由来する[5]。 →「小向」の由来については「小向 (川崎市) § 地名の由来」を参照
小向東芝町が設置される前の小字として「荒久耕地」という地名があり、当地が新しく開墾された地であったことがうかがえる[10]。 1937年(昭和12年)に東京無線(現在の東芝)の工場が設置され[11]、通信機器、テレビ、レーダーと時代にあわせて製品を変えながら[9]操業を続けている。 元は小向などの一部であったが、戦後に行われた耕地整理で町丁として分立した[12]。 旧字名1952年の耕地整理で、小向字宮前耕地・字中原耕地・字荒久耕地や、古市場字上台耕地・字下河原耕地、戸手字癸離河原耕地、下平間字池渕耕地の区域に小向東芝町が設置された[10]。 沿革
世帯数と人口全域が東芝小向事業所の敷地であるため居住者はおらず、2024年6月30日時点での人口(住民基本台帳ベース)は0人である[1]。 施設事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
交通鉄道町域内に鉄道駅はない。JR鹿島田駅・新川崎駅が徒歩圏であるが、以下の路線バスで川崎駅などと結ばれている。 路線バス東急バス、川崎市交通局の2事業者が、川崎駅や武蔵小杉駅、五反田駅と当地を結んでいる。特に、東急バスは川崎駅 - 東芝小向工場間を直行するバスも運行している。 →詳細は「東急バス高津営業所 § 川崎線」、および「川崎市バス上平間営業所 § 現行路線」を参照
道路その他日本郵便警察町内の警察の管轄区域は以下の通りである[18]。
脚注
参考文献
関連項目 |