小林 洋平(こばやし ようへい、1978年8月17日 - )は、日本の作曲家、編曲家、サクソフォーン奏者。神奈川県三浦郡葉山町出身。所属事務所はFAIRWIND music。
来歴・人物
幼少よりピアノ、ヴァイオリンなどに親しみ、中学よりサクソフォーンを始める。神奈川県立横須賀高等学校時代にサクソフォーンを服部吉之に師事[1]。東京理科大学理工学部物理学科に進学し宇宙物理学研究室で学び、同大学院理工学研究科物理学専攻時代に奨学金を得てバークリー音楽大学映画音楽科へ留学[2]。映画音楽をSheldon Mirowitz、サクソフォーンをGeorge Garzone等に師事。在学中「Alf Clausen Award」を受賞し、首席にて卒業。帰国後は作編曲家として映画やドラマ、ニュース番組、CMなどのサウンドトラック、ゲーム音楽のオーケストレーションなどを多数手がける。またサクソフォーン奏者としても活動しており、2023年3月にはDella Inc.より初のアーティストアルバム『海の見える風景』をリリースした[3]。2017年6月より日本作編曲家協会 (JCAA) 理事。洗足学園音楽大学音楽・音響デザインコースにて後進の指導にもあたっている[4]。
主な作品
映画
テレビドラマ
報道番組
ラジオドラマ
- イヤードラマ(NUMA)
- 「ビールいかがですか」(2021年 / NHKエンタープライズ制作)
- 「パパの恋人」(2021年 / NHKエンタープライズ制作)
- FMシアター(NHK)
- 「塀の中のリクエスト」(2024年)
- 「さよならダイヤル」(2023年)
- 「もしもきみなら」(2022年)
- 「隣の魔女」(2022年)
- 「ローリング・ボーイ」(2021年)
- 「プリズン・コーラス」(2020年)
- 「ビギンズナイト 俺たちのカウント2.99!」(2020年)
- 「カウント2.9!」(2019年)
- 「真琴もののけ録」(2019年)
- 「光点」(2019年)
- 「おかえり」(2018年)
- 「わたくし、今、恋をしております」(2018年)
- 「ばっちゃんの親子丼」(2018年)
- 「トコマとよっちゃん」(2017年)文化庁芸術祭参加作品
- 「あなたに似た街」(2017年)
- 「散歩道」(2016年)
- 「ともに帰らん」(2016年)文化庁芸術祭参加作品
- 「桜を伐る」(2016年)
- 「不思議の城のかの子」(2016年)
- 「素敵な十六歳」(2015年)
- 「母、逝かず」(2015年)
- 「かぞくのたまご」(2015年)
- 「紫のチューリップ」(2014年)
- 「井戸に吠える」(2014年)
- 「幸福な毎日」(2013年)
- 「パパ友・センチメンタルの会」(2013年)
- 「ニューワールド」(2013年)
- 「さよなら環状線」(2013年)
- 「異国の太鼓」(2012年)
- 「金魚鉢の教室」(2012年) 文化庁芸術祭参加作品
- 「ごまめの歯軋り」(2011年)
- 「スイートビターホーム」(2011年)
- 「飛ばせハイウェイ、飛ばせ人生」(2011年) 放送文化基金賞ラジオ番組賞受賞作品
- 「大きな豚はあとから来る」(2011年)
- 「相方のあり方」(2010年)
- 「骨を抱えて」(2010年)
- 「曲芸師ハリドン」(2009年)
- 「風に刻む」(2009年) 文化庁芸術祭大賞受賞作品
- 「ラジオと背中」(2008年) 文化庁芸術祭参加作品
- 「夜の階段」(2008年) 文化庁芸術祭参加作品
- 「僕らはみんな、」(2008年)
- 「豆腐と花束」(2007年) 文化庁芸術祭参加作品
- 特集オーディオドラマ(NHK)
- 「翔ぶ少女」(2015年)
- 「星を掘れ!」(2013年)
- 青春アドベンチャー(NHK)
- 「滅びの前のシャングリラ」(全10回、テーマ曲のみ担当)(2022年)
- 「ウィッグ取ったらただの人」(全5回)(2020年)
- 「阪堺電車177号の追憶」(全10回)(2020年)
- 「シュレミールと小さな潜水艦」(全5回)(2013年)
- 「海に降る」(全10回)(2012年)
- 新日曜名作座(NHK)
- 「羊は安らかに草を食み」(全6回)(2024年)
- 「あなたの人生、片づけます」(全3回)(2020年)
- 「閉店屋五郎2」(全6回)(2019年)
- 「閉店屋五郎」(全6回)(2018年)
- 「ふるさと銀河線 軌道春秋」(全6回)(2017年)
- 「アップルソング」(全6回)(2017年)
その他
脚注
外部リンク