山下達也
山下 達也(やました たつや、1987年11月7日 - )は、兵庫県明石市出身の元プロサッカー選手。ポジションはディフェンダー(DF)。 来歴神戸市立御影工業高等学校を経て、2006年にセレッソ大阪へ入団。その後は、ほとんど出場が無く2010年には全公式戦で出場が無かった。 出場機会に恵まれなかったため、2011年から当時J2に所属していたコンサドーレ札幌へ完全移籍。ほとんど実績が無かったため期待されていなかったが、加入初年度でレギュラーを掴み取って活躍し、クラブの4年ぶりのJ1昇格に大きく貢献する仕事を果たした。 2012年、再び厳しいポジション争いに身を置くためや、それまで全く活躍できなかったセレッソ大阪からのオファーという事もあり完全移籍で復帰。コンサドーレへの変わらぬ愛情を述べた長文のコメントを残した[1]。 2013年には、当時レギュラーだった藤本康太・茂庭照幸が負傷で相次いで戦線を離脱したことを背景に、シーズン中盤からレギュラーに定着し、チームのリーグ戦3位に貢献する活躍で、Jリーグ優秀選手賞を獲得した。 2014年4月には、サッカー日本代表候補のトレーニングキャンプに招集[2]。 2017年シーズンの後半からは、木本恭生との間でセンターバックの座を争っていた。 2019年2月22日には、セレッソの本拠地・ヤンマースタジアム長居で開催されたヴィッセル神戸との開幕戦に、センターバックとしてフル出場。Jリーグ全体のレギュラーシーズン最初の試合でもあったが、後半32分に持ち味のヘディングでシーズン初ゴールを決めた末に、1-0というスコアでチームを6年振りの開幕戦勝利に導いた。Jリーグのレギュラーシーズン開幕戦にDFとして起用された選手がシーズン1号ゴールを記録した事例は、Jリーグ史上初めて[3]。 2019年8月11日に、J2・柏レイソルへの完全移籍が発表された[4]。8月13日付の移籍で、背番号は50。途中加入ながらJ2優勝J1昇格に大きく貢献した。 2020年10月2日、ルヴァンカップ準決勝の横浜F・マリノス戦でヘディングで決勝点を決め、1-0の勝利と7年ぶりの決勝進出に貢献した[5]。決勝でも先発フル出場したが、1-2で敗れ準優勝だった[6]。 2022年1月12日、セレッソ大阪へ完全移籍で復帰することが発表された[7]。 2023年、親善試合のパリ・サンジェルマンFC戦で後半から出場、久々の出番だったが、体を張ったディフェンスで3-2の逆転勝ちに貢献した[8]。 2024年、チームのキャプテンに就任した[9]。10月23日、今シーズン限りでの現役引退を発表した[10]。11月29日、ヨドコウ桜スタジアムで行われた今季ホーム最終戦となる鹿島アントラーズ戦で後半42分にDF西尾隆矢と交代でピッチに入ってJ1通算150試合出場を達成[11]。 所属クラブ
個人成績
その他の公式戦
代表歴
タイトルクラブ
個人
関連項目脚注出典
外部リンク
|