|
元女優の「岡幸恵」とは別人です。 |
岡 寛恵(おか ひろえ、1971年[3]6月8日[4][5][6][注 1] - )は、日本の女優、声優。東京都江戸川区出身[1][4]。身長164cm[4]。文学座所属[4]。
東京都立小松川高等学校→堀越高等学校(編入、卒業)[7]。
経歴
- 小学5年生の時に、本格的に俳優を志して父に児童劇団入りを頼み込み、父からは学校の成績が下がったらすぐにやめるということを条件に許可される。劇団ひまわりに入団し、NHK教育『明るいなかま』の「マリ」役でデビューした[7]。
- 1983年7月、「タモリのキラキラ美少女コンテスト」に出場し、星賞を受賞。
- 1985年10月26日の「'86ミスヘアコロンイメージガールコンテスト」で準グランプリを獲得した[8]。
- 受賞を機にサンミュージックより岡谷章子(おかや あきこ)の芸名で芸能界デビューした[8][1]。女優志向だった[8]が、歌手としてシングルも出している。
- 19歳の時(1990年)、女優生命にかかわる交通事故に遭う。仕事を終えて車で移動中、交差点を曲がる際に信号無視の対向車に側面衝突されるというものであった。後部座席に乗っていた岡は、顔面に20か所以上ガラス片が刺さる重傷を負い、顔面だけでも5回の手術を要した。このため、治療に専念する目的で芸能界を一度引退することになった[9]。引退後は証券会社のOLとして勤務したことがあり、一方で英語の専門学校に入学し、英検準1級に合格している[7]。
- 怪我からの快復後、1995年に文学座研究生として芸能活動を再開したのを機に、現在の芸名(本名)に改名した[7]。
- 声優としてのデビュー作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。同作は、ドキュメンタリータッチ(モキュメンタリー映画)で素人が撮ったような雰囲気のため、吹き替え製作スタッフがメインキャストに素人っぽくアテレコ経験の少ない者を選定しており、それで起用された。また収録は、ビデオカメラのマイクで一人一人別々に録音するという、通常とは異なるものだった[10](岡自身は初めてのアテレコだったため、これが普通なのかと思っていた[11])。
- 2019年2月10日に自身のブログで機能性発声障害を患っていることを公表し、治療に専念するため休業することを発表した[12]。
人物・特色
吹き替えではケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトロー、ナオミ・ワッツなどを持ち役としている。
『スパイダーマン』のメリー・ジェーンをはじめ、『デアデビル』のエレクトラ、『アイアンマン』のペッパー・ポッツなど、マーベル・コミック原作映画のヒロインの吹き替えを多数担当している。
代役・後任
岡の病気療養による長期休業後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
出演
太字はメインキャラクター。
映画
テレビドラマ
舞台
劇団公演
外部出演
吹き替え
担当女優
- キャサリン・ハイグル
-
- キルスティン・ダンスト
-
- グウィネス・パルトロー
-
- クリスティーナ・ヘンドリックス
-
- ケイト・ウィンスレット
-
- ジェニファー・ガーナー
-
- シャーリーズ・セロン
-
- ダイアン・クルーガー
-
- ナオミ・ワッツ
-
- ブリジット・モイナハン
-
- ミラ・ジョヴォヴィッチ
-
- ローズ・バーン
-
- ネイバーズシリーズ(ケリー・ラドナー)
- ノウイング(ダイアナ・ウェイランド)
映画(吹き替え)
ドラマ
アニメ
テレビアニメ
- 2003年
-
- 2004年
-
- 2006年
-
- 2008年
-
- 2010年
-
劇場アニメ
OVA
ゲーム
- 2002年
-
- 2007年
-
- 2008年
-
- 2009年
-
- 2010年
-
- 2011年
-
- SOCOM 4: U.S. Navy SEALs(オラクル)
- 2014年
-
ラジオ
- 有希子・章子・麻里の夜遊びしナイト!(1985年10月13日 - 1986年4月6日 ニッポン放送 中途の改題から参加)
- ときめきパジャマ MARI NORI AKIのドッキンタイム(1986年4月13日開始、ニッポン放送)
ディスコグラフィ
発売元はサンミュージックと小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントより[32]。
シングル
タイトル |
規格品番 |
発売日 |
収録曲 |
楽曲制作 |
タイアップ
|
インパクト[32]
|
KV-3079
|
1987年3月1日
|
01. インパクト
|
作詞:岩里裕穂 作曲、編曲:クニ河内
|
OVA『るーみっくわーるど』第3作『笑う標的』エンディングテーマ
|
02. Beパッショネート
|
作詞:保科幸雄 作曲、編曲:クニ河内
|
OVA『るーみっくわーるど』第3作『笑う標的』挿入歌
|
脚注
注釈
- ^ タレント名鑑と goo 人名事典では 1971 年生まれとしていて日本音声製作者名鑑2007と一致するが、タレントデータバンクでは1969年生まれとしている。
出典
外部リンク