川本敏美

川本 敏美（かわもと としみ、1923年〈大正12年〉1月10日^[1] - 1998年〈平成10年〉12月15日^[2]）は、昭和期の労働運動家、政治家。日本社会党衆議院議員（2期）。

奈良県出身^[1][3]。1952年（昭和27年）旧制大阪専門学校法科（現近畿大学）卒^[1][3]。1959年（昭和34年）奈良県議会議員に当選し5期在任^[1][3]。奈良県中小労連副執行委員長、奈良総評組織部長、社団法人南和会館常任理事、奈良県地方労働委員会委員などを務めた^[3]。

1976年（昭和51年）の第34回衆議院議員総選挙で奈良県全県区から日本社会党公認で立候補して初当選^[4]。1980年（昭和55年）の第36回総選挙で再選され^[4]、衆議院議員に2期在任した^[1][3]。社会党奈良県本部政審会長、同書記長、同副執行委員長、同委員長、党労働政策委員長、同木材産業対策委員会事務局長、同物価政策副委員長、奈良県中小商工業協会長などを務めた^[1][3]。

• 第34回衆議院議員総選挙（奈良県全県区、1976年12月、日本社会党）当選^[4]
• 第35回衆議院議員総選挙（奈良県全県区、1979年10月、日本社会党）落選^[4]
• 第36回衆議院議員総選挙（奈良県全県区、1980年6月、日本社会党）当選^[4]
• 第37回衆議院議員総選挙（奈良県全県区、1983年12月、日本社会党）落選^[4]
• 第12回参議院議員通常選挙補欠選挙（奈良県地方区、1985年2月、日本社会党）落選^[5]
• 第38回衆議院議員総選挙（奈良県全県区、1986年7月、日本社会党）次点落選^[4]

• 『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
• 『現代政治家人名事典』日外アソシエーツ、1999年。
• 『国政選挙総覧：1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。

表 話 編 歴 旧奈良県全県区選出衆議院議員(1947年 - 1993年)

定数5

第23回 北浦圭太郎 伊瀬幸太郎 中村元治郎 東井三代次 前田正男 第24回 前田正男 井上信貴男 竹村奈良一 東井三代次 藤井平治 第25回 前田正男 八木一男 仲川房次郎 岡本茂 秋山利恭 第26回 八木一男 仲川房次郎 前田正男 伊瀬幸太郎 秋山利恭 第27回 植村武一 八木一男 仲川房次郎 前田正男 伊瀬幸太郎 第28回 八木一男 前田正男 秋山利恭 服部安司 岡本茂 第29回 服部安司 八木一男 岡本茂 前田正男 秋山利恭 第30回 服部安司 奥野誠亮 八木一男 前田正男 森義視 第31回 森義視 吉田之久 奥野誠亮 八木一男 岡本茂 第32回 奥野誠亮 服部安司 前田正男 林孝矩 吉田之久 第33回 八木一男 奥野誠亮 前田正男 服部安司 林孝矩 第34回 奥野誠亮 吉田之久 川本敏美 林孝矩 服部安司 第35回 奥野誠亮 服部安司 辻第一 吉田之久 林孝矩 第36回 奥野誠亮 前田正男 辻第一 川本敏美 吉田之久 第37回 森本晃司 吉田之久 奥野誠亮 鍵田忠三郎 辻第一 第38回 奥野誠亮 前田武志 森本晃司 辻第一 吉田之久 第39回 松原脩雄 前田武志 奥野誠亮 森本晃司 辻第一 第40回 高市早苗 前田武志 奥野誠亮 森本晃司 田野瀬良太郎