広瀬駅(ひろせえき)は、石川県石川郡鳥越村字広瀬(現・白山市広瀬町)にかつてあった、北陸鉄道金名線の駅(廃駅)である。
概要
1926年(大正15年)2月に金名鉄道第1期開通の起点として開設された。当時は白山下方面から鶴来方面へ行く乗客はこの駅で下車し、手取川に架けられた広瀬橋を歩いて対岸の鶴来町中島まで渡らなければならなかった。そのため当時の当駅界隈は、山へ行く人・山から出る人で賑わったが、1927年(昭和2年)に線路が加賀一の宮駅まで延伸すると乗降客は激減した。
最終時は単式ホーム1面1線、盛り土で周りを石積みで固めたホームに木製の小さな待合室があった無人駅。開業時は金名鉄道北側の終着駅だったこともあり、車庫となっていた側線2本を有していた。なお、全通後側線は貨物線として使われていたこともあった。なお、この車庫として使われていた側線は開業前の1925年(大正14年)12月19日に「仮設物」として使用を認可されており、この車庫は名義上は仮設であった。乗降客数は1984年当時、一日平均44人[1]。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線、盛り土で周りを石積みで固めたホームに木製の小さな待合室があった無人駅であった(前述)。
利用状況
1984年(昭和59年)当時の乗降客数は一日平均44人であった(前述)[1]。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 金名線
- 手取中島駅 - 広瀬駅 - 瀬木野駅
脚注
注釈
出典
関連項目