釜清水駅(かましみずえき)は、石川県石川郡鳥越村釜清水(現・白山市釜清水町)にかつてあった、北陸鉄道金名線の駅(廃駅)である。
歴史
年表
地名の由来
この地にある弘法池の甌穴から湧出する清水に由来しており、旧鳥越村の役場が置かれていた別宮地区にも近かった。
駅構造
廃止前の駅構内は島式ホーム1面2線に側線1本を有し、加賀一の宮 - 白山下間では唯一の交換可能駅、閉塞取扱駅だった[1]。また車両・乗務員の夜間滞泊が当駅で設定されており[1]、1978年12月17日改正時のダイヤでは、野町発の最終車が白山下に到着後(夜21時50分)、当駅まで車両を回送して留置され、翌日に白山下まで回送されて6時20分の始発車となっていた[2]。
利用状況
1984年(昭和59年)当時の乗降客数は、一日平均98人であった[1]。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 金名線
- 手取温泉駅 - 釜清水駅 - 下吉谷駅
脚注
- ^ a b c d RM LIBRARY 231 北陸鉄道金名線(寺田裕一・著 ネコ・パブリッシング 2018年11月1日初版)p.36 - 37
- ^ RM LIBRARY 231 北陸鉄道金名線(寺田裕一・著 ネコ・パブリッシング 2018年11月1日初版)p.4 - 5「1978年12月17日改正石川総線(平日)列車運行図表」
関連項目
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