徐水区(じょすい-く)は中華人民共和国河北省保定市に位置する市轄区。
歴史
981年(太平興国6年)、宋朝により設置された静戎軍を前身とする。1004年(景徳元年)に安粛県と改称され安粛軍の軍治が置かれた。金代になると安粛州の州治とされ、元代には安粛県は廃止となり管轄区域は安粛州の直轄とされた。1369年(洪武2年)、明朝は安粛州を安粛県と改編、1914年(民国3年)に徐水県と改称され、2015年4月28日から市轄区に昇格。
行政区画
- 鎮:安粛鎮、崔荘鎮、大因鎮、遂城鎮、高林村鎮、大王店鎮、漕河鎮、東史端鎮、留村鎮、正村鎮
- 郷:戸木郷、瀑河郷、東釜山郷、義聯荘郷
中国地名の変遷
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建置
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981年
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使用状況
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徐水区 |
北宋/遼 | 静戎軍 安粛県(1004年) |
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南宋/金 | 安粛県 |
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元 | 安粛州 |
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明 | 安粛県 |
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清 | 安粛県 |
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中華民国 | 徐水県 |
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現代 | 徐水県 徐水区(2015年) |