青県(せい-けん)は、中華人民共和国河北省滄州市に位置する県。
歴史
乾寧年間、唐により設置された乾寧軍を前身とする。
936年(天福元年)、後晋を建国した石敬瑭が契丹(後の遼)に燕雲十六州を割譲し、乾寧軍は契丹に領有され、寧州が立てられた。
959年(顕徳6年)、後周の世宗による遼を攻撃し、乾寧軍を奪還し、永安県を設置された。982年(太平興国7年)、宋により乾寧県と改称され、乾寧軍の軍治と、1108年(大観2年)には清州の州治とされた。金が成立すると1153年(貞元元年)に会川県と改称されている。
明が成立すると洪武初年に会川県は廃止とされ、管轄区域は清州直轄とされた。1375年(洪武8年)に清州は青県に降格された。
1958年に青県は廃止となり静海県に編入されたが、1961年に再設置され現在に至る。
行政区画
- 鎮:清州鎮、金牛鎮、新興鎮、流河鎮、木門店鎮、馬廠鎮、盤古鎮、曹寺鎮
- 郷:上伍郷、陳嘴郷
外部リンク
中国地名の変遷
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建置
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唐代
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使用状況
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青県 |
唐 | 乾寧軍 |
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五代 | 乾寧軍 寧州(契丹) 永安県(後周) |
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北宋/遼 | 乾寧県 |
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南宋/金 | 会川県(金) |
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元 | 会川県 |
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明 | 清州 青県 |
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清 | 青県 |
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中華民国 | 青県 |
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現代 | 青県 |