東京都立大泉高等学校・附属中学校
東京都立大泉高等学校・附属中学校(とうきょうとりつ おおいずみこうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう、英: Tokyo Metropolitan Oizumi High School and Junior High School)は、東京都練馬区東大泉五丁目にある東京都立高等学校・中学校。高等学校においては、2022年より生徒を募集しない完全中高一貫校。 略称は、練馬区立大泉中学校と区別するため「都立大泉」と呼ばれる。 概要東京府立第二十中学校(1941年2月3日)を前身とする都立中高一貫校(併設型)。 正門から続く130mの長い道の両側には、多くの桜の樹が植えられ、同校のシンボルとなっている[1]。また、練馬百景にも選ばれたことがある[1]。東京23区内普通科の都立校随一の広さの校地に恵まれている[1]。 2010年度に附属中学校が設立され、中高一貫となり、それに伴い本校の校舎は建て直された。また、定時制課程は東京都立稔ヶ丘高等学校へ統合され閉課程となった。 同時期の2010年度に、中高一貫校となった都立学校として富士高・中、三鷹中等、南多摩中等がある。 かつては制服が無く自由な校風であった[2]が、附属中学校2010年度入学生から順次制服着用となった。現在では中高ともに制服を着用する。 制服は開校時より大泉高校と同じもの(女子は、中学ではリボン、高校ではネクタイ)を着用。 2021年度入学者選抜をもって高等学校からの入学者募集を停止し、完全中高一貫校となった。 三大行事(体育祭・文化祭・合唱コンクール)をはじめ、ほとんどの行事は中学と高校の合同で行われている。 以前は、都内では珍しいボート部[3]があり、戸田ボート場に艇を所有していたが、現在は廃部されている。運動部は多くの部活で地区大会や都大会上位入賞などの実績を上げている。文化部に関しては、将棋部は全国大会出場し、東京都教育委員会から文化部推進校(将棋部門)の指定を受け、合唱部は全国大会「第43回全国高等学校総合文化祭(2019 さが総文)」に出場、写真部は地区大会最優秀賞受賞など、数多くの実績を残している。 入学者選抜は適性検査によって行われ、例年倍率は約7倍である。 教育理念大泉の校訓「学・律・拓」の下に、さらに「探究の大泉」の志、「自主・自立・創造」の精神を掲げている[4]。 設置学科
教育課程ティーチャー・イン・レディネス (TIR)[5]自校完成型の教育システムの一つとして、ティーチャー・イン・レディネス (TIR) という独自のカリキュラムがある。週4コマ、7時間目の授業に設定されており、生徒が自ら課題を見つけて勉強に取り組むことを目的としている。1年次は2コマ、主に数学と英語を行う。教室には教員が控えて、質問に答えたり、アドバイスしたりしている。 やる内容は生徒に任されているが、宿題や用意されたワークシート・タスクシートに取り組むことが多いという。 沿革
校歌・校友の歌校歌校友の歌
交通
部活動
運動部
文化部
同好会
著名な出身者(50音順) 政治・行政
経済
学問
スポーツ放送・マスコミ
芸能・文化
注釈脚注
関連項目外部リンクInformation related to 東京都立大泉高等学校・附属中学校 |