松屋町筋(まつやまちすじ)は、大阪府大阪市を南北に縦断する主要地方道の愛称。町名の松屋町と同様に、「まっちゃまちすじ」と発音されることが多い。
概要
区間は天神橋交差点(土佐堀通・天神橋筋)から公園北口交差点(国道25号)までの約4.1kmで、全線大阪市道天神橋天王寺線の一部区間に当たる。
学園坂交差点以北は南行き一方通行となっており、西側を並走する北行き一方通行の堺筋と対になっている。
時間帯・曜日により、制限速度が50キロの場合と、60キロの場合がある。
概ね上町台地の西麓を通るため、東へ曲がると谷町筋にかけて上り坂になっており、とりわけ下寺町交差点(千日前通)以南では急坂になっている。
道路愛称の由来である中央区松屋町付近には雛人形や五月人形・玩具・駄菓子などの問屋街が広がっている。また、天王寺区下寺町および浪速区下寺のそれぞれ南部にはオートバイ販売店が集中しており、バイク通りとも呼ばれている。
歴史
松屋町筋の名称は1806年(文化3年)の地図が初見で、当初は天神橋以北と同様に天神橋筋と呼ばれていた。
- 1932年(昭和7年)1月 - 大阪市第1次都市計画事業に伴い、3.3間幅から13間幅へ拡幅工事着手。
- 1938年(昭和13年)7月 - 拡幅工事完成。
- 1970年(昭和45年)1月 - 南行き一方通行開始。
沿線情報
- 北区
- 中央区
- 天王寺区
交差する道路
関連項目
外部リンク