『業界クイズ ミニキテ!』(ぎょうかいクイズ ミニキテ)は、日本テレビ系列局ほかで放送された中京テレビ製作のクイズ番組。全25回。製作局の中京テレビでは2007年10月6日から2008年3月29日まで、毎週土曜 17:25 - 17:55 (JST) に放送。
概要
様々な業界をテーマにしていたクイズ番組で、バナナマンほか5人のレギュラー解答者たちがその業界で働く者たちから出題されるクイズに答えていた。業界関係者たちは番組内で「ミニキテさん」と、レギュラー解答者たちは「おバカ5人組」と呼ばれていた。
放送開始当初は、まずミニキテさんたちがVTRを通じてレギュラー5人に業界クイズを出題した後、5人が記述式で解答。そして、不正解者の中からリポーターに選ばれた者がミニキテさんたちがいる場所まで赴き、正解の場面を取材するという流れで行われていた。正解者は当初、その場面を知っているということで取材に行かせてもらえなかったが、後に正解者を知らせないまま5人の中から取材に向かう者を任意に選ぶ方式に変更された。放送後期では、初めから5人全員でミニキテさんたちの下を訪れるようになったため、前述のスタイルは廃止された。
この番組はデータ放送連動番組であるが、データ放送を行っていたのは製作局の中京テレビのみであり、それ以外の大多数のネット局は行っていなかった。これは、同時期に日本テレビ系列局で放送されていた中京テレビ製作の『スーパーチャンプル』と同様の事例である。
出演者
解答者
司会者
- 板谷学(中京テレビプロデューサー、元アナウンサー) - 番組プロデュースとの兼務で司会を務めていたが、本社制作部への人事異動によりわずか1か月で降板した。
- SHINZEN - ただし、常に出演しているわけではなかった。2008年1月頃からはさらに出番が少なくなったが、それでも現場まで同行することがあった。
ナレーター
スタッフ
- 構成 - 豊村剛、中野俊成、西澤公太郎
- 技術協力 - ヌーベルフォース、スタジオヴェルト
- 衣裳協力 - ZERO
- 音楽協力 - 日本テレビ音楽
- リサーチ - スコープ、VISPO
- デスク - 松丸智美(CTV)、竹村祐美
- AD - 神田一成・古川雄一(共にCTV)、林慶遥(スペード・ワン)、植野裕子
- ディレクター - 本多晋・宗宮功卓(共にCTV)、野村哲史・小石重蔵(共にGUTS)、清水栄次(スペード・ワン)
- 演出 - 市健治(CTV)、長久弦(GUTS)
- プロデューサー - 村井清隆・板谷学(共にCTV)
- チーフプロデューサー - 安部田公彦(CTV)
- 製作著作 - 中京テレビ
放送局
備考
- 製作局の中京テレビでは、この番組以前にも同土曜17:25枠で日本テレビ系全国ネットの自社製作番組『いただきマッスル!』が放送されていたが、同番組が日曜12:35枠へ移動した後は日本テレビ製作番組の再放送枠として使われるという状態が続いていた。この『ミニキテ!』がスタートしたことにより、同枠は1年振りに自社製作枠へと復帰したが、番組の終了後は再び再放送枠として使われることになった(ただし、その後も一時的に『バリバリ!電波あいどる』を放送していたことがある)。2009年4月からは替わって土曜16:25枠が自社製作枠となり、以後は同枠で『幸せの黄色い仔犬』が放送されている。
- キー局の日本テレビはこの『ミニキテ!』の終了以来、営業収入の大幅減収・経常利益の激減などを理由に日曜10:55枠でのレギュラー番組の放送を中断していた。その後は過去の自社製作番組の再放送で間を繋いでいたが、この状態は2011年4月に『誰だって波瀾爆笑』が移動してきたことによって回復している。
脚注
- ^ 2008年2月23日放送分まではEPGにステレオ放送の表記があったが、同年3月1日放送分からは表記が消失した。読売テレビなどの遅れネット局のEPGにはその後もステレオ放送の表記あり。
外部リンク
中京テレビ 土曜夕方17:25 - 17:55枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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業界クイズ ミニキテ! (2007年10月6日 - 2008年3月29日)
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日本テレビ製作番組再放送枠 (不定 - 17:55)
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日本テレビ 日曜朝10:55 - 11:25枠 |
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業界クイズ ミニキテ! (2007年10月7日 - 2008年3月30日)
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99プラス再放送 (2008年4月6日 - 9月28日)
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