河野 和正(かわの かずまさ、1970年11月7日 - )は、大分県出身の元サッカー選手、サッカー指導者。
来歴
1989年にマツダSCに入団、サテライトチームであるマツダSC東洋で経験をつみ、トップチームであるマツダSCへと昇格した。マツダSC時代を含めサンフレッチェ広島とプロ契約後は主に控えGKであったが、正GKの前川和也が怪我しがちな選手だったため、たびたび出場機会があった。1994年のサントリーシリーズにはステージ優勝を決めたジュビロ磐田戦や同年のJリーグチャンピオンシップ2試合にも出場している。
1997年に出場機会を求めて名古屋グランパスエイトへ移籍、その年に横浜マリノスに期限付き移籍。名古屋には伊藤裕二、横浜には川口能活というそれぞれに絶対的守護神がいたが、定期的に出場機会を得た。特に横浜では、フランスワールドカップアジア最終予選で日本代表に招集された川口の穴を埋める活躍を見せた。
その後、1999年にはセレッソ大阪へ移籍。当初は下川誠吾の控えという位置づけであったが、2001年以降はスタメン出場の機会が増えた。しかし、定位置確保までは至らず、2002年に現役を引退。
所属クラブ
個人成績
※他に1994年Jリーグチャンピオンシップに2試合(0得点)出場
指導歴
- 2003年 - 2016年 セレッソ大阪
- 2003年 - 2013年 下部組織GKコーチ(うち2007年はJFAナショナルトレセン関西GKコーチを兼任)
- 2014年 - 2016年トップチームGKコーチ
- 2017年 - 現在 名古屋グランパス
参考文献
関連項目
外部リンク