湊貴大
湊 貴大(みなと たかひろ)は、日本のミュージシャン、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。ビーイング所属。VALSHEのサウンド・プロデュースやプランニングを担い、作詞、作曲、編曲、コーラス等で全ての楽曲に携わっている。別名は流星P[1]、トゥライ[2]。旧名義はminato(みなと)。 略歴4歳から5歳でピアノを習い、中学校に入るとブラスバンド部に入ってトロンボーンを担当した[3]。大学生だった19歳の頃、友人の影響で独学で音楽制作を始めた。やがてネットニュースで話題になっていたのを見たのをきっかけにVOCALOID製品を衝動買いし、VOCALOIDで作った楽曲を、minato名義でネットに投稿するようになった[4]。2008年初頭よりニコニコ動画で発表した「流星」、「Soar」などの楽曲で一定の評価を集めていたが、巡音ルカ発売当日である2009年1月30日のうちに発表した「RIP=RELEASE」が大きな人気を集め、一躍その名を知られることとなった[4][5]。 「RIP=RELEASE」と、その4か月後に初音ミクと巡音ルカを用いて発表した「magnet」は、年内に100万回以上再生され、2010年3月には、MOERよりメジャーアルバム『magnet -favorites plus-』をリリースした[6]。特に「magnet」はJOYSOUNDでカラオケ配信されたminatoの楽曲の中でも大きな人気を博し、2010年のJOYSOUNDカラオケ年間総合ランキングで4位を獲得、VOCALOID系の楽曲中では1位となった[7]。 VOCALOIDを用いた楽曲制作のみならず、「トゥライ」という名義でニコニコ動画の「歌ってみた」というカテゴリーに歌唱動画を投稿、100万回以上の再生された動画もある[8]。所属する同人サークル「うさころにー」では、楽曲作成兼ボーカリストとしてアルバム制作に参加していた。メインボーカルを担当した、同サークル主催者であるWhiteFlame作詞作曲の「愛の唄」は、『Re:バカは世界を救えるか? ドラマCD』の付属DVD収録の主題歌となった[9]。 2010年以降は、VALSHEのメジャーデビューミニアルバム『storyteller』をはじめ、リリースしたシングル、アルバム全てのサウンド・プロデュースを手がけ、4枚目のシングルからはプランニングも担っている。OthStaffというVALSHEのスタッフアカウント内でツイートしたり、アニメイトTVの「VALSHEのばるとく★RADIO」に度々ゲスト出演するなど、VALSHEのスタッフに徹していた。 2012年の4月から9月まで、minato書き下ろしによるVALSHEの3rdシングル曲「Fragment」が、「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)のエンディングテーマ曲になり、自身もコーラスで参加。番組内でもBGMとしてアレンジバージョンが使われていた。 2013年7月6日から「探検ドリランド -1000年の真宝-」(テレビ東京系6局ネット 毎週土曜日10:30よりオンエア)のエンディングテーマとなった「BLESSING CARD」を作曲。これは同年8月21日に発売されたVALSHEの5枚目となるシングルの表題曲である。同年11月にリリースされた、VALSHE6枚目のシングル『Butterfly Core』の表題曲「Butterfly Core」は、『名探偵コナン』のオープニングテーマに使用された。 2016年は、VALSHEとのユニット、ViCTiMとしての活動を開始したが、自身の体調不良により、活動を休止。 2017年、minatoから湊貴大へ名義変更した。それに合わせて、VALSHEチームの一員で活動していたがしばらくの間、離れてクリエイターとして活動を再開した。 商業作品CD
配信
プロデュース
楽曲提供・参加作品音楽CD
その他
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出典
外部リンク
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