特殊部隊ジャッカル
『特殊部隊ジャッカル』(とくしゅぶたいジャッカル)は、1986年にコナミが稼働した業務用縦スクロールアクションシューティングゲーム。北米では『Top Gunner』(トップ・ガンナー)、欧州では『Jackal』(ジャッカル)のタイトルで稼働された。 制作はコナミ開発1課で、後に『魂斗羅』(1987年)を手掛けるスタッフが携わっており、プロデューサーは廣下宏治、プログラマーは辻本英之、キャラクターデザインは中村健吾が担当した。音楽は『グラディウスII -GOFERの野望-』(1988年)に参加した田坂真二が担当。 家庭用は欧州ではAmstrad CPC、コモドール64、ZX Spectrum、北米ではPC/AT互換機に移植。日本国内ではディスクシステムやiアプリに移植され、『ファイナルコマンド 赤い要塞』のタイトルで発売。また、アーケード移植版は2024年6月27日にアーケードアーカイブスの1作品としてPlayStation 4とNintendo Switchで配信された。 ゲーム内容全5面構成。プレイヤーはジープを操作し、捕虜が収容されている施設を破壊し捕虜をジープに乗せる。救出した捕虜を味方ヘリコプターで脱出させ、再び捕虜救出に向かう、これを繰り返していく。 自機の攻撃方法は手榴弾と機銃の2つがあり、手榴弾は光る捕虜を救出することにより弾速の速いミサイル、更に一定距離を飛ぶか敵に当ると攻撃判定のある爆風を出すミサイルへとパワーアップする。 敵兵士は通常攻撃の他、ジープで跳ね飛ばし倒すこともできるが、敵戦車などに接触するとミスとなる。 面ごとの区切りが無く、ボスは最終面にのみ存在。 国内版では自機の機銃は全方位に発射できるが、海外版『Jackal』では自機の機銃の発射方向は上方向に固定されている。 ストーリー19XX年、とある平和な国の政府に不吉な情報がもたらされた。ある他国が独裁政治を企て、軍事関係者を人質として誘拐したと報告された。政府は人質救出と敵本部を壊滅させるために、過酷な訓練を積んだ4人の男たちで結成された特殊部隊を敵国へと送り込んだ。 移植版
ファミリーコンピュータ版
『ファイナルコマンド 赤い要塞』のタイトルで、1988年にファミリーコンピュータ ディスクシステム用ゲームとして発売された。なお、NES版のタイトルは「JACKAL」となっている。業務用との相違点は以下の通り。
日本版以外の北米や欧州版である「JACKAL」は、日本版から仕様が追加されている。
アーケードアーカイブス版
スタッフ
評価
脚注
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