第37回IBAFワールドカップ日本代表(だい37かいIBAFワールドカップにっぽんだいひょう)は、2007年11月に台湾各地において行われた第37回IBAFワールドカップに出場するために編成された野球の日本代表チームである。
概要
プロ野球はアジアシリーズと日程が重複するうえ、第24回アジア野球選手権大会兼北京オリンピック野球競技アジア地区予選に向けた代表合宿を目前に控える時期であることから選手は選出されなかった。しかし、同大会の代表候補に挙げられた長谷部康平(愛工大)は代表入りを果たした。社会人野球は日本選手権と一部日程が重複したが、同大会に出場するチームから主力が選出された。前年のインターコンチネンタルカップでは、日本選手権の予選敗退チームから日本代表を選出したものの、思うように成績が伸びなかったことから、所属チームの日本選手権出場の有無を問わずに選抜が行われた。
代表メンバー
No.は背番号。所属や年齢は選出当時。
大会戦績
- 第1戦(11月7日;台中) 日本 11-1 南アフリカ共和国
- 第2戦(11月8日;台中) 日本 15-3 メキシコ (7回コールド)
- 第3戦(11月9日;インターコンチネンタル) 日本 1-6 チャイニーズタイペイ
- 第4戦(11月10日;インターコンチネンタル) 日本 1-5 アメリカ合衆国
- 第5戦(11月11日;インターコンチネンタル) 日本 6-2 パナマ
- 第6戦(11月13日;斗六) 日本 10-0 イタリア (7回コールド)
- 第7戦(11月14日;台中) 日本 4x-3 スペイン
- (5勝2敗で予選リーグAグループ3位通過)
- 1回戦(11月16日;新荘) 日本 3-0 オーストラリア
- 準決勝(11月17日;新荘) 日本 3-5 キューバ
- 3位決定戦(11月18日;天母) 日本 5-0 オランダ
- (日本は銅メダル獲得)
- 大会優秀投手(右投手) 攝津正 4勝0敗、防御率0.31
- 大会ベストナイン(一塁手) 西郷泰之
関連項目