青木 亮太(あおき りょうた、1996年3月6日 - )は、愛知県名古屋市生まれ、東京都町田市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・北海道コンサドーレ札幌所属。ポジションはミッドフィールダー。
来歴
5歳の時に鶴川FCでサッカーを始めた[1]。東京ヴェルディジュニア時代には全日本少年サッカー大会を制し、日本一を経験。中学校卒業後にジュニアユースからユースへ昇格することもできたが、「高校で自分を鍛えたい」という思いから流通経済大学付属柏高校へ進学[2]。1年時は走力不足を理由にBチームに落ちたこともあったが、2年時からはレギュラーを獲得した[1]。3年時の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグでは、東地区で得点ランク2位の15得点を挙げ、リーグ優勝に貢献。ヴィッセル神戸U-18とのチャンピオンシップも制した。
流通経済大学への進学も一時検討したが、その後プロ入りの意思を固め、2014年より名古屋グランパスへ入団[3][4]。同年2月、J3に参戦するJリーグ・アンダー22選抜に選手登録された[5]。2015年3月の練習中に左膝の前十字靭帯断裂および外側半月板断裂、膝蓋骨脱臼という重傷を負った[6]。
2017年になると風間八宏新監督の元でチャンスをつかむと、6月25日のV・ファーレン長崎戦でプロ入り初得点を決めた[7]。この得点から得点力が開花し、アビスパ福岡戦で5試合連続ゴールを達成した[8]。10月29日、第31節のザスパクサツ群馬戦で2得点をあげて、自身初の二桁得点をあげた[9]。2019シーズンは怪我の影響により、一年間を通して出場はなかった。
2020年10月23日、大宮アルディージャへ期限付き移籍[10]。
2021年より北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍[11]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2014 |
名古屋 |
23 |
J1 |
4 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
5 |
0
|
2015 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
2016 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0
|
2017 |
J2 |
26 |
11 |
- |
2 |
0 |
28 |
11
|
2018 |
J1 |
18 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
20 |
1
|
2019 |
19 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
2020 |
1 |
0 |
2 |
0 |
- |
3 |
0
|
大宮 |
45 |
J2 |
10 |
0 |
- |
- |
10 |
0
|
2021 |
札幌 |
28 |
J1 |
31 |
4 |
7 |
2 |
1 |
1 |
39 |
7
|
2022 |
11 |
31 |
8 |
8 |
1 |
1 |
1 |
40 |
10
|
2023 |
18 |
1 |
3 |
1 |
1 |
0 |
22 |
2
|
2024 |
30 |
6 |
1 |
0 |
0 |
0 |
31 |
6
|
通算 |
日本 |
J1
|
134 |
19 |
24 |
5 |
3 |
2 |
161 |
26
|
日本 |
J2
|
36 |
11 |
- |
2 |
0 |
38 |
11
|
総通算
|
170 |
30 |
24 |
5 |
5 |
2 |
199 |
37
|
その他の公式戦
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
期間通算
|
2014 |
J-22 |
- |
J3 |
7 |
0 |
7 |
0
|
2015 |
0 |
0 |
0 |
0
|
通算 |
日本 |
J3
|
7 |
0 |
7 |
0
|
総通算
|
7 |
0 |
7 |
0
|
タイトル
クラブ
- 東京ヴェルディジュニア
- 千葉県国体選抜
- 流通経済大学付属柏高校
個人
- 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 大会優秀選手 (2012年、2013年)
- TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD・ベストイレブン:1回(2017年)
- 札幌ドームMVP賞 (2022年)
代表歴
- 2010年 U-15日本代表
- 2011年 U-16日本代表
- 2013年 U-18日本代表候補
- 2014年 U-19日本代表
脚注
関連項目
外部リンク