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愛知県の「江南市」とは異なります。 |
香南市(こうなんし)は、高知県東部にある市。南は土佐湾に面する。
地理
北部は四国山地の一部で標高が300~600メートルあり、南に下るにつれ里山、高知平野と低くなる[1]。南側は、土佐湾中央部の高知海岸の、物部川河口以東を占め[2]、海水浴場として住吉海水浴場と、夜須川河口近くに「ヤ・シィパーク」がある。
今後発生が予見されている南海トラフ巨大地震の際には、市内の海岸に最大13mの津波が到達することが予想されている[3]。
主な山
主な河川
隣接する自治体
高知県
人口
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香南市と全国の年齢別人口分布(2005年)
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香南市の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 香南市 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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香南市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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26,570人
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1975年(昭和50年)
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26,649人
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1980年(昭和55年)
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28,493人
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1985年(昭和60年)
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30,272人
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1990年(平成2年)
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30,664人
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1995年(平成7年)
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31,481人
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2000年(平成12年)
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32,659人
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2005年(平成17年)
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33,541人
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2010年(平成22年)
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33,830人
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2015年(平成27年)
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32,961人
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2020年(令和2年)
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32,207人
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総務省統計局 国勢調査より
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2010年の国勢調査では、高知県内の市町村で唯一人口が増加した。2015年の国勢調査では0.87%の減少となり、高知県第2位(1位は高知市で0.68%の減少)の人口減少率の低さを記録した。
高知県内では高知市、南国市、四万十市に次ぐ高知県内で第4位の人口となっていたが、近年四万十市の方が人口減少が激しいため、繰り上がって3位になっている。
歴史
沿革
2006年(平成18年)3月1日、香美郡の赤岡町、香我美町、野市町、夜須町、吉川村が対等合併して誕生した[1]。市名の由来は市域が旧香美郡南部を占めていることによる。
主な出来事
行政
施設
警察
駐在所
- 夜須駐在所(香南市夜須町千切537番地7)
- 下分駐在所(香南市香我美町下分663番地1)
- 吉川駐在所(香南市吉川町吉原108番地9)
- のいち駐在所(香南市野市町西野2072番地4)
消防
医療
主な病院
図書館
主な図書館
郵便局
主な郵便局
運動
体育館
競艇
ゴルフ
国家機関
防衛省
経済
特産品
主な特産品
商業
主な商業施設
市内に本社を置く企業
教育
香南市では、「香南市奨学資金貸与条例」という奨学金制度がある。
高等学校
県立
中学校
市立
- 香南市立赤岡中学校
- 香南市立香我美中学校
- 香南市立野市中学校
- 香南市立夜須中学校
小学校
市立
- 香南市立赤岡小学校
- 香南市立香我美小学校
- 香南市立野市小学校
- 香南市立野市東小学校
- 香南市立佐古小学校
- 香南市立夜須小学校
- 香南市立吉川小学校
香南市発足後に廃校となった学校
その他の教育施設
交通
空港
鉄道
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線が市域を東西に結ぶ。西から順に下記の各駅があり、市役所などの最寄りで、西隣の南国市内にある高知空港にも近い中心駅はのいち駅である[7]。
港湾
- 手結港 - 日本最古の掘込港[4]。石積みの護岸など歴史的価値と景観を、漁港の機能と両立させるため跳ね上げ式で2002年に架けられた手結港可動橋が有名[8]。
道路
自動車専用道路
一般国道
バス
路線バス
観光
主な神社仏閣
天然記念物
文化施設
集落活動センター
祭事・催事
主な祭事
主な催事
著名な出身者
脚注
出典
外部リンク
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香南市に関連するカテゴリがあります。