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1987年全豪オープン

1987年 全豪オープン(1987ねんぜんごうオープン、Australian Open 1987)は、オーストラリアメルボルンにある「クーヨン・テニスクラブ」にて、1987年1月12日から25日にかけて開催された。

大会の流れ

  • 大会会場はメルボルン市内にある「クーヨン・テニスクラブ」の芝生コートで開催され、本年度がこの地で行われた最後の大会となった。翌1988年以降は、新会場の「メルボルン・パーク・ナショナルテニスセンター」に移転することが決定した。
  • この大会以降は、全豪オープンテニスの開催時期は1月後半に定着した。
  • 女子シングルスが7回戦制になり、前回(1985年大会)までの6回戦制から、1ラウンド拡大された。ただし出場選手は「96名」で、シード選手16名を含む32名の上位選手は「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。当時の男子シングルスも、96名の選手による7回戦制で実施されていた。
  • この大会から、混合ダブルス部門が18年ぶりに復活した。1970年から1985年までは、全豪オープンで混合ダブルス競技は実施されなかった。

シード選手

男子シングルス

  1. チェコスロバキアの旗 イワン・レンドル (ベスト4)
  2. 西ドイツの旗 ボリス・ベッカー (4回戦)
  3. フランスの旗 ヤニック・ノア (ベスト8)
  4. スウェーデンの旗 ステファン・エドベリ (優勝、大会2連覇)
  5. フランスの旗 アンリ・ルコント (3回戦)
  6. チェコスロバキアの旗 ミロスラフ・メチージュ (ベスト8)
  7. アメリカ合衆国の旗 ブラッド・ギルバート (3回戦)
  8. アメリカ合衆国の旗 ケビン・カレン (3回戦)
  9. スウェーデンの旗 アンダース・ヤリード (ベスト8)
  10. アメリカ合衆国の旗 ヨハン・クリーク (2回戦=初戦)
  11. オーストラリアの旗 パット・キャッシュ (準優勝)
  12. チェコスロバキアの旗 ミラン・シュレイバー (2回戦=初戦)
  13. アメリカ合衆国の旗 ロバート・セグソ (4回戦)
  14. アメリカ合衆国の旗 ティム・ウィルキソン (4回戦)
  15. スイスの旗 ヤコブ・ラセク (2回戦=初戦)
  16. インドの旗 ラメシュ・クリシュナン (3回戦)

女子シングルス

  1. アメリカ合衆国の旗 マルチナ・ナブラチロワ (準優勝)
  2. チェコスロバキアの旗 ハナ・マンドリコワ (優勝、7年ぶり2度目)
  3. アメリカ合衆国の旗 パム・シュライバー (ベスト8)
  4. チェコスロバキアの旗 ヘレナ・スコバ (4回戦)
  5. 西ドイツの旗 クラウディア・コーデ=キルシュ (ベスト4)
  6. ブルガリアの旗 マニュエラ・マレーバ (4回戦)
  7. アメリカ合衆国の旗 ジーナ・ガリソン (ベスト8)
  8. アメリカ合衆国の旗 ロリ・マクニール (ベスト8)
  9. アメリカ合衆国の旗 ロビン・ホワイト (3回戦)
  10. スウェーデンの旗 カタリナ・リンドクイスト (ベスト4)
  11. オーストラリアの旗 ウェンディ・ターンブル (4回戦)
  12. カナダの旗 カーリン・バセット (4回戦)
  13. アメリカ合衆国の旗 テリー・フェルプス (2回戦=初戦)
  14. イギリスの旗 ジョー・デュリー (4回戦)
  15. オーストラリアの旗 ダイアン・フロムホルツ (3回戦)
  16. 南アフリカの旗 ロザリン・フェアバンク (2回戦=初戦)

大会経過

男子シングルス

準々決勝

準決勝

女子シングルス

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

男子シングルス

女子シングルス

男子ダブルス

女子ダブルス

混合ダブルス

外部リンク

参考文献

  • Our Open - 100 years of Australia's Grand Slam” (我らのオープン-オーストラリア・グランドスラムの100年史) News Custom Publishing, Victoria, Australia (2004) ISBN 1-876176-60-1
先代
1986年全米オープン (テニス)
テニス4大大会
1986年 - 1987年
次代
1987年全仏オープン
先代
1985年全豪オープン
全豪オープン
1987年
次代
1988年全豪オープン
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