2017 ワールド・ベースボール・クラシック オランダ代表

2017 ワールド・ベースボール・クラシック オランダ代表（2017 - オランダだいひょう）は、2017年に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球のオランダ代表チームである。

2016年

• 7月17日 - 日本代表と11月に同大会を見据えて、東京ドームで強化試合を開催することを発表^[1]。
• 8月2日 - 組み分けが発表され^[2]、オランダはB組で開幕を迎えることとなった。
• 10月18日 - リック・バンデンハークが代表参加の意思を表明した^[3]。
• 11月12日 - A組に変更となる^[4]。
• 12月1日 - 代表選手予備登録提出期限を迎えた^[5]。
• 12月2日 - 代表コーチが発表された^[6]。
• 12月5日 - MLBがアンドレルトン・シモンズ、ザンダー・ボガーツ、ジョナサン・スコープの代表選出を発表した^[7]。
• 11月22日 - 東京ヤクルトスワローズは再契約したウラディミール・バレンティンが代表選出された場合には出場を許可することを表明した^[8]。

2017年

• 1月4日 - リック・バンデンハークの代表選出を発表した^[9]。
• 1月11日 - ケンリー・ジャンセンが契約延長記者会見^[10]で、代表不参加の意思を表明した^[11]。
• 1月24日 - ディディ・グレゴリウスとジュリクソン・プロファーの代表選出が発表された^[12]。
• 1月31日 - バレンティンとジェイアー・ジャージェンスの代表選出が発表された^[13]。
• 2月7日 - 12日から26日までアメリカ合衆国アリゾナ州でトレーニング・キャンプを実施し、そのメンバーが31名が発表された。バンデンハーク、バレンティン及びメジャーリーガーは参加しない^[14]。
• 2月9日 - 代表選出28名が発表された^[15]。
• 2月26日 - クリス・ガリアが代表辞退し、代替選手としてスティン・ファンデルメールが選出された^[16]。
• 3月20日 - ディディ・グレゴリウスが右肩を負傷したため、代表を離脱した^[17]。途中離脱したグレゴリウスの代替選手として、ブルペン捕手として帯同していたチャドウィック・トロンプが選出された^[18]。

14:00試合開始、試合時間時間分、観衆人

オランダ	-	警察野球団

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
警察野球団
オランダ

19:00試合開始、試合時間時間分、観衆人

オランダ	-	警察野球団

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
警察野球団
オランダ

18:30試合開始、試合時間3時間3分、観衆15,184人

オランダ	5 -0	韓国

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
韓国	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	6	1
オランダ	2	1	0	0	0	2	0	0	×	5	11	0

1. 韓：禹奎珉、元鐘玄、車雨燦
2. オ：リック・バンデンハーク、ディエゴマー・マークウェル、シャイロン・マルティス、トム・ストイフバーゲン、ルーク・ファンミル
3. 勝利：バンデンハーク（1勝）  
4. 敗戦：禹奎珉（1敗）  
5. 本塁打
   オ：ジュリクソン・プロファー（1号）、ランドルフ・オドゥバー（1号）

18:30試合開始、試合時間3時間21分、観衆3,606人

オランダ	6 - 5	チャイニーズタイペイ

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
チャイニーズタイペイ	0	0	2	0	3	0	0	0	0	5	10	1
オランダ	0	1	0	3	0	0	0	1	1x	6	13	0

1. オ：ジャージェンス、ハイアー、ボルセンブローク、マルティス
2. 勝利：マルティス  
3. 敗戦：陳  
4. 本塁打
   チ：チャン・ジーハオ1号
   

12:00試合開始、試合時間3時間13分、観衆2,739人

イスラエル	4 - 2	オランダ

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
オランダ	0	0	1	0	0	0	0	1	0	2	5	1
イスラエル	3	0	0	0	0	1	0	0	X	4	8	2

1. オ：ロブ・コルデマンス、J.C.スルバラン、プロエガー、オーランド・イェンテマ、ハイアー、デブロック、ルーク・ファンミル
2. イ：ジェイソン・マーキー、ケイリッシュ、ワグマン、オーラン、ソーントン、カッツ、アクセルロッド、ジェレミー・ブライヒ、ジョシュ・ゼイド
3. 勝利：ジェイソン・マーキー（1勝）  
4. セーブ：ジョシュ・ゼイド（1S）  
5. 敗戦：ロブ・コルデマンス（1敗）  

19:08試合開始、試合時間4時間46分、観衆44,326人

オランダ	6 - 8	日本

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	R	H	E
日本	0	1	4	0	1	0	0	0	0	0	2	8	15	0
オランダ	0	1	4	0	0	0	0	0	1	0	0	6	12	0

1. 日：石川歩、平野佳寿、千賀滉大、松井裕樹、宮西尚生 、増井浩俊、則本昂大、牧田和久
2. オ：リック・バンデンハーク、ディエゴマー・マークウェル、シャイロン・マルティス、マイク・ボルセンブローク、トム・デブロック、ルーク・ファンミル、トム・ストイフバーゲン
3. 勝利：牧田和久  
4. 敗戦：トム・ストイフバーゲン  
5. 本塁打
   日：中田翔(3号)
   オ：ジョナサン・スコープ(1号)、ウラディミール・バレンティン(1号)

19:08試合開始、試合時間3時間4分、観衆5,017人

イスラエル	2 - 12	オランダ

	1	2	3	4	5	6	7	8	R	H	E
オランダ	0	2	4	4	0	0	0	2	12	15	1
イスラエル	0	0	0	1	0	0	1	0	2	8	0

1. （8回規定によりコールドゲーム）
2. オ：ジェイアー・ジャージェンス、J.C.スルバラン、プロエガー、オーランド・イェンテマ
3. イ：ベイカー、ジェレミー・ブライヒ、ダニー・ブラワ、レイキンド、カッツ、ヘロン、ケイリッシュ、ニーマン
4. 勝利：ジェイアー・ジャージェンス（1勝）  
5. 敗戦：ベイカー（1勝1敗）  
6. 本塁打
   オ：ディディ・グレゴリウス（1号）
   イ：ネイト・フレイマン（2号）

12:00試合開始、試合時間2時間19分、観衆40,680人

キューバ	1 - 14	オランダ

	1	2	3	4	5	6	7	R	H	E
オランダ	3	1	3	5	1	0	1	14	13	0
キューバ	0	0	0	0	1	0	0	1	5	2

1. （7回規定によりコールドゲーム）
2. オ：ディエゴマー・マークウェル、シャイロン・マルティス
3. キ：ラザロ・ブランコ、ブラディミール・ガルシア、ヨスバニ・トーレス、ホンデル・マルティネス、レアンドロ・マルティネス
4. 勝利：シャイロン・マルティス  
5. 敗戦：ラザロ・ブランコ  
6. 本塁打
   オ：ウラディミール・バレンティン（2号、3号）、ユレンデル・デカスター（1号）、カリアン・サムス（1号）
   
7. 審判
   ［球審］トッド・ティチェナー
   ［塁審］トレバー・グリーブ、フェリックス・テハダ、ラリー・バノーバー

18:09試合開始、試合時間4時間19分、観衆24,865人

プエルトリコ	4 - 3	オランダ

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	R	H	E
オランダ	2	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	3	11	0
プエルトリコ	2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1x	4	12	0

1. （延長11回タイブレーク）
2. オ：リック・バンデンハーク、ジェイアー・ジャージェンス、シャイロン・マルティス、トム・ストイフバーゲン、ケンリー・ジャンセン、ルーク・ファンミル
3. プ：ホルヘ・ロペス、ヘクター・サンティアゴ、ジョー・ヒメネス、アレックス・クラウディオ、ジョゼフ・コローン、エドウィン・ディアス
4. 勝利：エドウィン・ディアス   
5. 敗戦：ルーク・ファンミル  
6. 本塁打
   オ：ウラディミール・バレンティン
   プ：カルロス・コレア
7. 審判
   ［球審］バークスデール
   ［塁審］キム、ドレイク、クーパー
   ［外審］エスティビジョン、グリーブ

試合	放送局[19]	放送局[20]	放送局[21]
3月7日 韓国 対 オランダ	J SPORTS	スポーツネット（英語版）	Fox Sports 2（オランダ語版）
3月11日 チャイニーズタイペイ 対 オランダ
3月12日 オランダ 対 イスラエル

以下が代表選手であり、所属は同大会期間中のものとする。

ポジション	背番号	氏名	英語表記	所属球団	投	打	備考
監督	31	ヘンスリー・ミューレンス	Hensley Meulens	サンフランシスコ・ジャイアンツ コーチ
コーチ	24	シドニー・デヨング	Sidney de Jong				打撃コーチ
	28	バート・ブライレブン	Bert Blyleven				投手コーチ
	34	ウィム・マルティナス（オランダ語版）	Wim Martinus				一塁ベースコーチ
	44	ベン・テイセン	Ben Thijssen				三塁ベースコーチ
	25	アンドリュー・ジョーンズ	Andruw Jones				ベンチコーチ
	15	スティーブ・ヤンセン	Steve Janssen				ブルペンコーチ
投手	20	マイク・ボルセンブローク	Mike Bolsenbroek	レーゲンスブルク・レギオネーレ	右	右
	19	ロビー・コルデマンス	Robbie Cordemans	L&Dアムステルダム・パイレーツ	右	右
	53	トム・デブロック	Tom de Blok	シアトル・マリナーズ傘下	右	右
	29	ラルス・ハイアー（英語版）	Lars Huijer	ファーセン・ピオニールス	右	右
	74	ケンリー・ジャンセン	Kenley Jansen	ロサンゼルス・ドジャース	右	両	途中参加[22]
	49	ジェイアー・ジャージェンス	Jair Jurrjens	フリーエージェント	右	右
	36	ディエゴマー・マークウェル	Diegomar Markwell	キュラソー・ネプテューヌス	左	左
	39	シャイロン・マルティス	Shairon Martis	リンカーン・ソルトドッグス	右	右
	50	ジム・プローガー（英語版）	Jim Ploeger	HCAW	左	左
	26	トム・ストイフバーゲン	Tom Stuifbergen	コレンドン・キンヘイム	右	右
	45	J.C.スルバラン	J.C. Sulbaran	フリーエージェント	右	右
	44	リック・バンデンハーク	Rick van den Hurk	福岡ソフトバンクホークス	右	右
	46	ルーク・ファンミル	Loek van Mil	キュラソー・ネプテューヌス	右	右
	40	オーランド・イェンテマ	Orlando Yntema	キュラソー・ネプテューヌス	右	右	ジャンセンと交代[要出典]
捕手	21	ダシェンコ・リカルド	Dashenko Ricardo	リンカーン・ソルトドッグス	右	右
	37	ショーン・ザラーガ（英語版）	Shawn Zarraga	シンシナティ・レッズ傘下	右	両
	66	チャドウィック・トロンプ	Chadwick Tromp	シンシナティ・レッズ傘下	右	右	グレゴリウスの代替[18]
内野手	1	ザンダー・ボガーツ	Xander Bogaerts	ボストン・レッドソックス	右	右
	7	ユレンデル・デキャスター	Yurendell de Caster	フリーエージェント	右	右
	18	ディディ・グレゴリウス	Didi Gregorius	ニューヨーク・ヤンキース	右	左	途中離脱[17]
	12	ドウェイン・ケンプ（英語版）	Dwayne Kemp	キュラソー・ネプテューヌス	右	両
	10	ジュリクソン・プロファー	Jurickson Profar	テキサス・レンジャーズ	右	両
	6	ジョナサン・スコープ	Jonathan Schoop	ボルチモア・オリオールズ	右	右
	15	シャーロン・スコープ	Sharlon Schoop	フリーエージェント	右	右
	2	アンドレルトン・シモンズ	Andrelton Simmons	ロサンゼルス・エンゼルス	右	右
	30	クルト・スミス	Curt Smith	リンカーン・ソルトドッグス	右	右
	27	スティン・ファンデルメール（英語版）	Stijn van der Meer	ヒューストン・アストロズ傘下	右	左	ガリアの代替[16]
外野手	4	ウラディミール・バレンティン	Wladimir Balentien	東京ヤクルトスワローズ	右	右
	14	ランドルフ・オドゥバー	Randolph Oduber	リンカーン・ソルトドッグス	左	右
	35	カリアン・サムス	Kalian Sams	フリーエージェント	右	右

背番号	氏名	英語表記	所属球団	投	打	備考
9	ネルソン・ザビエル・アンジェラ（英語版）	Nelmerson Xavier Angela	ニューヨーク・メッツ傘下	左	左
13	ケビン・ベジスティック	Kevin Heijstek	L&Dアムステルダム・パイレーツ	右	右
74	ケンリー・ジャンセン	Kenley Jansen	ロサンゼルス・ドジャース	右	両
33	ケビン・ケリー（英語版）	Kevin Kelly	キュラソー・ネプテューヌス	右	右
48	ルベルリー・マヌエル（英語版）	Ruderly Manuel	フリーエージェント	右	右
60	ライアン・オドュベル（英語版）	Ryan Oduber	ボストン・レッドソックス傘下	左	左
38	マーク・パフェレク	Mark Pawelek	フリーエージェント	左	左
3	ベリー・ファンドリエル	Berry Van Driel	キュラソー・ネプテューヌス	右	右

ポジション	氏名	英語表記	所属球団	投	打	備考
外野手	クリス・ガリア（英語版）	Chris Garia	リンカーン・ソルトドッグス	右	両	[16]

ポジション	氏名	英語表記	所属球団	投	打	備考
投手	ケンリー・ジャンセン	Kenley Jansen	ロサンゼルス・ドジャース	右	両	チームを優先するため辞退したが、決勝トーナメントから合流[22]。

• 野球オランダ代表
• 2017 ワールド・ベースボール・クラシック

表 話 編 歴 野球オランダ代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	31 ヘンスリー・ミューレンス
コーチ	25 アンドリュー・ジョーンズ（ベンチ） 15 スティーブ・ヤンセン（投手） 28 バート・ブライレブン（投手） 24 シドニー・デヨング（打撃） 34 ウィム・マルティヌス（一塁ベース） 44 ベン・テイセン（三塁ベース）
投手	19 ロブ・コルデマンス 20 マイク・ボルセンブローク 26 トム・ストイフバーゲン 29 ラルス・ハイアー 36 ディエゴマー・マークウェル 39 シャイロン・マルティス 40 オーランド・イェンテマ 44 リック・バンデンハーク 45 J.C.スルバラン 46 ルーク・ファンミル 49 ジェイアー・ジャージェンス 50 トム・デブロック 50 ジム・プロエガー 74 ケンリー・ジャンセン（途中参加）
捕手	21 ダシェンコ・リカルド 37 ショーン・ザラーガ 66 チャドウィック・トロンプ（途中参加）
内野手	1 ザンダー・ボガーツ 2 アンドレルトン・シモンズ 6 ジョナサン・スコープ 7 ユレンデル・デキャスター 10 ジュリクソン・プロファー 12 ドウェイン・ケンプ 15 シャーロン・スコープ 18 ディディ・グレゴリウス（途中離脱） 27 スティン・ファンデルメール 30 クルト・スミス
外野手	4 ウラディミール・バレンティン 14 ランドルフ・オドゥバー 35 カリアン・サムス

表 話 編 歴 ワールド・ベースボール・クラシック オランダ代表
2006 • 2009 • 2013 • 2017 • 2023