『aikoの@llnightnippon.com』(アイコのオールナイトニッポンコム)は、ニッポン放送(LF+R)以下全国36局ネット(スタート当初は35局ネット)で、1999年11月17日から2003年3月26日まで放送されていたラジオ番組。
パーソナリティは、大阪府出身のシンガーソングライターであるaiko(あいこ)。放送時間は毎週水曜日の25:00~27:00(日付上は木曜日未明の1:00~3:00)。ほぼ毎週生放送だった。
概説
通称は「ぬるい@llnightnippon.com」を縮めて「ぬるコム」。
ナインティナインのオールナイトニッポン等を担当していたニッポン放送(当時)の神田比呂志が、当時aikoの看板番組であったエフエム大阪の「COUNTDOWN KANSAI TOP40」を見学した際に「一緒に番組をやってみたい」と強く思ったのがきっかけで番組がスタートしたと言われている。
『@llnightnippon.com』シリーズの中では、『ナインティナインの@llnightnippon.com』に次ぐ長寿番組であった。
しかし、ニッポン放送が『LF+R』としての編成を終了をするに至って2003年4月からは別枠への移動という案が決定されたもの、aikoにとって「水曜日の25時から2時間という枠でないと(放送が)出来ない」という強いこだわりがあったために同年3月をもって終了した。
コーナー
aikoのオープニングトークが長いため、短命に終わるコーナーがほとんどであった。
- aikoのジングル大作戦
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- リスナーから詩を募集し、その詩にaikoが放送前に作曲するコーナー。実際にジングルで放送される。
- 言うてまえ!2000
- 我が家の誤作動
- ボデエなひとこと
- 生涯の恋人
- 歌え!aiko
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- aikoが弾き語りするコーナー。ゲストが歌手だった場合はセッションをする。弾き語りされた曲は以下を参照。
- パープルジェネレーション
- アイコトバ
- 日本のピンチ
- オズモンドを探せ!
- よっ!宣伝部長!
- aikoの揚げパンキッズ語録
- そう思ってるのは私だけ?
- aikoの素敵カフェ
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- ディレクターの神田比呂志により、強引に生まれたコーナー。
- aikoの素敵祭り
- なかったことにして
- ボーイフレンド、ガールフレンド
- aikoの第2のふるさとを探せ
- ダメダメスペシャル
番組から生まれた交友関係
番組から生まれた曲
番組内では「ジングル大作戦」のコーナーから毎週のように曲が生まれていたが、aikoがこのぬるコムをイメージして作った曲がある。3枚目のアルバム『夏服』7曲目に収録されている「September」である。当初は滅多に笑わなかったというミキサーの川辺さんが見たことのないような笑顔で「いいねぇ~」と大絶賛したため、調子に乗って曲にした、と後に語っている。
スタッフ
ディレクター
- "キューを振るバカ"、"神さまの田んぼと書いてバカ"という異名はこの番組から生まれた。ナインティナインの@llnightnippon.com(放送当時。ニッポン放送当時、ナインティナインのオールナイトニッポンも担当。(ナイナイANNでは「カンダム」や「カンダゴテ」と呼ばれていた。)2006年にフジテレビジョンへ転籍したが、2007年の復活特番の際に1ゾーンだけピンチヒッターディレクター)にaikoがゲストで出演した際、地位を悪用(?)して、ジングルで「オ~ナ~ニ~」と叫ばせる。
- 二代目:チャコちゃん(松尾紀明)
- 三代目:ジャコちゃん(福田大介)
- 四代目:ヨネスケ - かつて「ヨネチン」と呼ばれていたが、番組に寄せられたリスナーの便りの内容がきっかけで、後に「ヨネスケ」と呼ばれるようになる。当然ながら、タレント・落語家のヨネスケ(桂米助)とは別人。
構成作家
レギュラー放送終了後
レギュラー放送終了後『aikoのオールナイトニッポン』として何度か復活をしている。2~3年おきに復活特番を行うことが多い。
- 2004年7月16日 - ニッポン放送開局50周年記念番組として一夜限りで復活。そのときは「ぬるいオールナイトニッポン」を縮めて「ぬるポン」という通称がつけられた。放送中にはシングル『花風』を初公開した。
- 2007年8月22日 - 約3年ぶりに復活。前回の特番同様に「ぬるポン」の通称で番組の進行をした。またこの放送内にて、FAX募集番号を間違えて告知する、ある意味放送事故とも言えるハプニングがあった。シングル『星のない世界/横顔』の宣伝を兼ねての放送。「オールナイトニッポン」のジングルはcom時代・2003年度・現行(2007年当時)の3種が使用された。
- 2008年2月24日 - 『俺たちのオールナイトニッポン40時間スペシャル』の日曜25:00-27:00枠のパーソナリティ(エンディング前の最後のセッション)として約半年ぶりに復活。「我が家の誤作動」のコーナーが復活。シングル「二人」と、アルバム『秘密』の宣伝を行う。前回の復活特番に引き続き「オールナイトニッポン」のジングルはcom時代・2003年度の2つと40周年記念の計3種を使用。
- 2011年2月22日 - 約3年ぶりに復活。初のベストアルバム(2011年2月23日)発売を記念しての放送。募集テーマは「我が家の誤作動」「永遠の恋話」。こちらも2007年、2008年に引き続き「オールナイトニッポン」のジングルはcom時代・2003年度の2つと現行(2011年当時)の計3種を使用。
- 2013年7月26日 - 2年5か月ぶりに復活。生放送で進行し、リスナーからのメッセージを受け付ける。
- 2019年7月6日 - 約6年ぶりに復活。土曜1部はニチレイが冠スポンサーの関係上、通常放送しているオードリーと同様「ニチレイpresents」が冠につけられた。「オールナイトニッポン」のジングルはcom時代を使用した。
- 2023年2月19日 - 『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』の一環として『aikoと井口理のオールナイトニッポン』が21:00 - 23:00の枠で放送。
- 2023年12月30日 - 単独では約4年半ぶりに復活。2019年7月6日と同様、土曜1部はニチレイが冠スポンサーの関係上、「ニチレイpresents」が冠につけられ、「オールナイトニッポン」のジングルはcom時代を使用した。
@llnightnippon.com
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前担当 井手功二/MISIA/アミカ
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Aikoの@llnightnippon.com 水曜 25:00 - 27:00
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次担当
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