オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル
オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル(オールナイトニッポン55しゅうねんきねん オールナイトニッポン55じかんスペシャル)は、ニッポン放送で2023年2月17日から2月20日(19日深夜)まで『オールナイトニッポン』の放送開始55周年を記念して55時間にわたって放送されたラジオの大型特別番組。 概要この番組は、2022年10月でオールナイトニッポンが放送を開始して55周年を迎えたことを記念して企画されたもので[1]、オールナイトニッポンの55年の歴史を彩ってきた40組の歴代パーソナリティが出演した。 なお、この大型特別番組のエグゼクティブ・プロデューサーには秋元康が就任した[1]。この起用について、ニッポン放送社長の檜原麻希は、2022年9月14日に行われた定例会見で「高校2年生の時にニッポン放送に放送原稿を送ってきて、そこからニッポン放送で作家デビューされた。その縁で今回のキャスティングになった」と説明した[2]。 2023年1月23日、36組の担当パーソナリティと放送時間が発表された[3][4]。 2023年1月30日、新たな担当パーソナリティとしてウッチャンナンチャンが[5][6]、同年2月1日に中居正広が追加され、55時間全体のタイムテーブルが明らかにされた[7][注 1]。 そして、2023年2月10日に新たに2人の担当パーソナリティ(小林克也・吉田拓郎)が追加され[8][9][10]、同月14日に最後の1人の担当パーソナリティに伊集院光が追加された[11][12]。 また、この放送を記念して、2023年2月17日の8時から東京都内の5か所において、産経新聞発行の『オールナイトニッポン55時間スペシャル』に関する特別号外が配布された[13]。 一部時間帯は『オールナイトニッポン』のパーソナリティを経験している通常のレギュラー番組のパーソナリティが担当するが、その番組の拡大スペシャルなどといった扱いでは無く単発特番の扱いになるため、メールアドレスやTwitterのハッシュタグは通常のレギュラー番組のものとは別のアドレスが使われる。また、『X』『0(ZERO)』『GOLD』『サタデースペシャル』のレギュラーパーソナリティに関してもタイトルから各時間帯の副題を外し、『○○のオールナイトニッポン』に統一している。 番組中は各パーソナリティが担当していた時代の共通ジングルのみならず、55周年記念のものも併用された。 放送中、関東地方の1都6県ではradikoで聴取した人の55時間の平均シェアで41.3%と、「圧倒的なシェア」を獲得。1都6県のエリア内の16の放送局の中で首位となり、55時間で放送された29の番組の全ては1都6県のエリア内で、放送時間帯の平均シェア首位となった。また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では、それぞれの番組のハッシュタグがトレンド欄を席巻し、「番組の関連ワード」も次々とトレンド欄にランクインしたりと、55時間を通じ、大反響となった[14]。 また、この番組が放送された期間には、2023年2月13日から2月19日にビデオリサーチが首都圏ラジオ聴取率調査を行っており、ニッポン放送が12歳~69歳男女に加え、週平均・平日平均・土曜日で、いずれも首位を獲得、2022年の8月から4期連続の首位を獲得し、この『オールナイトニッポン55時間スペシャル』も高聴取率となり、ニッポン放送が2022年度の首都圏ラジオ聴取率調査の年間首位の獲得に大きく貢献した[15]。 放送時間・ネット局今回の番組では、基本的にニッポン放送をサービスエリアとしている関東地方のみの放送となったが、一部の番組(松任谷由実・霜降り明星・三四郎・松山千春[注 2]・SixTONES・オードリー・電気グルーヴ)に関しては当該時間帯の通常番組に準じ、ネット局での放送も行われた[18]。また、2月19日23時から20日の1時まで放送された『福山雅治のオールナイトニッポン55時間スペシャル 魂のラジオ』に関しては、福山雅治の出身地である長崎の長崎放送とその中継局である佐賀のNBCラジオ佐賀でも放送された[19][注 3]。 最も放送時間数が長い地域で山口県と長崎県と北海道(STVラジオと北海道放送の合計)の2日間で13時間30分、短い地域は兵庫県(ラジオ関西のみ)の4時間である。 概ね枠は事前発表などでは2時間とされているが、朝から夕方の時間帯の番組は1時間56分ずつで区切られ(EXITと中居正広とSixTONESは通常通り60分と30分と90分で編成、夜帯は2時間で編成)、交代で登場する。前の番組枠が終了してから正時の時報までの4分間、ニッポン放送ニュース・交通情報・天気予報を組み込む(この特番の時間帯は交通情報のBGMも『BITTERSWEET SAMBA』になる)。また、18日・19日の11時前には「コラボレートニッポン55」が放送された[注 4]。
出演者担当パーソナリティ(出典:[3][4][5][6][7][8][9][10][11][12]) ゲスト
タイムテーブル
備考
関連項目
脚注注釈
出典
外部リンク |